漫画家への道 | new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~

漫画家への道

 娘は、今年中学校に入学した。
 そして、美術部に入った。
 美術部といっても、油絵や風景画などを描くわけではない。
 そう、漫画の修行のために入部したのである。

 同級生や先輩の仲にも、漫画大好き少女が多い。
 家族で買い物にいっても、本屋へ駆け込み漫画を買いあさっている。
 家のパソコンでも、インターネットで、好きな「テールズ」関連の絵コンテやイラストなどを見あさっている。
 
 とうとう先日美術部の先輩2人と同級生3人とで、自転車で30分近くかけて、漫画を本格的に描くための道具を買いにいった。
 ペン先、インク、トーン、4コマ漫画用の原稿用紙などなど。
 そして、自分の部屋の机にかぶりついて、4コマ漫画を書いている。
 シャーペンで下書きを書き、インクをつけてペン先でなぞり、風景などをトーンを使用して仕上げ、ベタで髪の毛などを塗っていく。
 結構、時間がかかるらしい。
 
 学校の勉強をするときとは違い、すごい集中力である。
 2時間後、、初めて書いた4コマ漫画をわしと妻に得意げに見せていた。
 妻に聞くと、結構、本格的な仕上がりだそうである。

 ちょくちょく週間の漫画雑誌にイラストなどの投稿もしているらしい。
 漫画、命なんですねぇ。
 相当気合が入っているんですねぇ。
 娘よ。夢に向かってけっぱれよぉ!
 お父さんは、陰ながら応援してまっせぇ!