わし仕様のパソコン設定 | new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~

わし仕様のパソコン設定

 わしが会社で使用しているパソコンや、自宅で使用しているパソコンは、視覚障害者にとって使いやすい設定がされている。

 これらは、
畠山工のホームページ
とか、
視覚障害者用パソコン設定手順
とかを参考にしながら、設定したものである。
 少しは画面の状況が見えているわしにとっては、これらの設定をすることによって、音声を頼りに自力でパソコン操作ができているのである。

 こんなことを知らずにいた頃は、絶対眼の見えない、見えにくい視覚障害者はパソコンなんて操作はできないんだと思っていた。
 もちろん、画面の情報を音声に変換してくれる、スクリーンリーダーというソフトがパソコンにインストールされていないと、お手上げなんですけどね。

 それに今年になって購入したノートパソコン。
 B5型の小さい液晶画面なので、今使っている16型のデスクトップのパソコンの画面と比べると見にくいんじゃろうと思っていたんじゃけど、これが血が運ですよねぇ。
 最近の液晶画面の技術が進んでいるのか、画面自体がラップトップ式になっていて、「ハイコントラスト黒」の黒地に白色の状態で使うと、眼をこらせば、中心部の視野が吹っ飛んでいるわしでも結構見やすいような気がしますです。
 あっ、もちろん文章を読むことができんですけんど。

 今秋にも発表される?次世代のWindows、「ロングホーン」って言ったかしらん。
 この新しいOSになっちゃうと、またそれに対応したスクリーンリーダーを開発せんといけんのじゃろうねぇ。
 そのOS自体に、画面情報を音声化してくれる仕組みが最初から組み込まれているのが一番いいんじゃけどねぇ。
 そうなったら、視覚障害者も喜ぶじゃろうねぇ。
 もちろん、他の障害者にとっての補助機能が付いているといいんじゃけどね。
 楽しみにしときませう。