独身時代の悪夢 | new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~

独身時代の悪夢

 大学生になった時から、一人暮らしを始め、結婚するまでの8年間の独身時代、今から思うと随分無茶をしていたような気がする。

 まずは着るもの。
 大学時代は、とにかくエドウィンのGパンとBVDのTシャツ。
 就職してからは、Yシャツとネクタイばかりであったが、それも含めて洗濯物は、真ん中のコタツを境に左右二つのゴミ袋を置いて、かたっぽの袋に汚れ物を入れていく。
 その汚れ物袋が一杯になったら、それをサンタさんみたいに、背中にかついでコインランドリーへ。
 洗濯乾燥したものをそのまま袋に入れて、元の位置に。
 そしてもう一つのゴミ袋に今度は汚れ物を入れていく。
 毎日着るものは、さっき選択した袋から出して着る。
 こんなもんでした。
 
 食べるもの。
 学生時代は、学食の定職の回数券をまとめて買う。
 仕送りが少なくなると、小銭をかき集めて、卵と安いウィスキーを買って、ゆで卵にして食い、ウィスキーを飲む。
 これでたいてい途中で気持ち悪くなり、少量の食事ですむ。
 
 就職してからは、毎日何を食っていたか思い出せない。
 たまに自分で、肉や野菜を買い込んで、野菜炒めをしたり、おでんを作ったりしていたような??
 
 休みのたびにパチンコに行き、後は仕事に打ち込んでいましたなぁ。
 
 そして、26で結婚して、二人の子供に恵まれ、今にいたる。
 早44年が過ぎました。
 今後はどんな人生が待っているやら?
 まあ、家族と共に、自分で自分の人生は切り開いて行きませう。