再放送:すいませんじゃなく、ありがとう。
わしの視力は、左目0.01、右目が光を感じる程度。視野は限りなく0である。また、やもうのため、暗い所では該当以外は何も見えない。かろうじて周辺部に残っている視野で、周りの状況を確認している。
このような状況で毎日白杖を使って前方の危険を回避しながら通勤をしている。
そんな中、いつも一緒になる方?と思われる人によく助けられている。
「信号が青になりましたよ。」
「ちょっと先で工事をしていますよ。手引きをしましょうか?」
などなど。
そう言われた時に、いつも私は、
「ありがとう。」
と素直に感謝の気持ちを表現している。
以前は、「すいません。すいません。」
と、ペコペコと誤ってばかりであった。何か視覚障害である私が、健常者と一緒に道を歩いているのが、とても他の人にとって迷惑な存在ではないかと思っていた訳である。
しかし、ふと考えると援助依頼を申し出ていただいた方にとって、
「すいません。」と言われるよ理は、「ありがとう。」といわれた方が、うれしいのでは?と考えた訳である。
「すいません。」では、私、助ける人、あなた助けられる人、の構図であるが、
「ありがとう。」では、助ける側も助けられる側も同じ視線で、コミュニケーションを保ちながら生活をしていけるのでは?と考えた訳なのである。
そうすれば、今度遭った時には、
「こんにちは、今日は良い転機ですねぇ?」
などと、障害と言う事を抜きにして、自然な形で暮らしていけるのかなぁ?
これって、甘いのかなぁ?
※あれから一年・・・。
相変わらず、いつもの交差点で、
「青になりましたよぉ。わたりましょうかぁ?」
と、声賭けをしてくれる人は決まっている。
そして、新たに、時々弁当を買っているコンビニのお姉ちゃん。
あてすっぽうで選んでいる、おにぎりや弁当・ハンバーガーをレジに持っていくと、
「これはツクネバーガーですけどよろしいですかぁ?」
と気を利かして聞いてくれるのである。
以前は、わしからレジで、
「これはいったいどんな種類の弁当ですかぁ?」
といつも聞いていたからである。
もちろん、お金を払った後、店を出るときは、
「ありがとねぇ。」
と声をかけている自分がいる。
このような状況で毎日白杖を使って前方の危険を回避しながら通勤をしている。
そんな中、いつも一緒になる方?と思われる人によく助けられている。
「信号が青になりましたよ。」
「ちょっと先で工事をしていますよ。手引きをしましょうか?」
などなど。
そう言われた時に、いつも私は、
「ありがとう。」
と素直に感謝の気持ちを表現している。
以前は、「すいません。すいません。」
と、ペコペコと誤ってばかりであった。何か視覚障害である私が、健常者と一緒に道を歩いているのが、とても他の人にとって迷惑な存在ではないかと思っていた訳である。
しかし、ふと考えると援助依頼を申し出ていただいた方にとって、
「すいません。」と言われるよ理は、「ありがとう。」といわれた方が、うれしいのでは?と考えた訳である。
「すいません。」では、私、助ける人、あなた助けられる人、の構図であるが、
「ありがとう。」では、助ける側も助けられる側も同じ視線で、コミュニケーションを保ちながら生活をしていけるのでは?と考えた訳なのである。
そうすれば、今度遭った時には、
「こんにちは、今日は良い転機ですねぇ?」
などと、障害と言う事を抜きにして、自然な形で暮らしていけるのかなぁ?
これって、甘いのかなぁ?
※あれから一年・・・。
相変わらず、いつもの交差点で、
「青になりましたよぉ。わたりましょうかぁ?」
と、声賭けをしてくれる人は決まっている。
そして、新たに、時々弁当を買っているコンビニのお姉ちゃん。
あてすっぽうで選んでいる、おにぎりや弁当・ハンバーガーをレジに持っていくと、
「これはツクネバーガーですけどよろしいですかぁ?」
と気を利かして聞いてくれるのである。
以前は、わしからレジで、
「これはいったいどんな種類の弁当ですかぁ?」
といつも聞いていたからである。
もちろん、お金を払った後、店を出るときは、
「ありがとねぇ。」
と声をかけている自分がいる。