誘導ブロックを邪魔するもの
わしが会社への通勤時にいつも通る道がある。
今、済んでいる市にある本社に異動になり、4年前に引っ越して来た当事は、歩道はでこぼこだらけのアスファルトであった。
それが、昨年の春から工事に入り、半年近くかけて、広い歩道に誘導ブロックが設置された、立派な歩道になった。
その歩道の工事の途中では、いつも工事現場の誘導をしてくれていたおばちゃんが、
「おはようさん、ハイハイ、右手につかまってネ!ほんじゃ行くよ。」
と何気ない誘導をしてくれていた。
半年近い工事も終り、それはそれは立派な歩道が出来上がった。
何の気兼ねもなく、白杖を尤度ブロックに沿わせてスルスルと歩行することができる・・・!!はずであった。
しかーーし、ここは関西。
歩道沿いにある、靴の問屋さんに毎朝荷物を配送している大きなトラックが、歩道の半分近くまで乗り上げて、荷物の積み下ろしをしている。
そして、歩道沿いにある喫茶店に来ているお客が、狭い駐車場に止められないのか、どうどうとその誘導ブロックをまたいで、平行に駐車している。
まだ少しは視力は残っているので、何となく車が歩道に止まっているのはわかるからよいのだが、全盲の視覚障害者であれば、確実に白杖ごとその車におかまを彫っているに違いない。
低い車体の車であれば、白杖が先に触るからよいのだが、車高の高いトラックであれば確実に額を強打しているに違いない。
困ったものである。
「こんな所に駐車しているが悪いんじゃ。」
と、知らん振りして白杖で車体をガンガン叩いちゃろうとも思うがそうもいかない。
まさか、目が見えない人が通るとは思わず、必ず気がついて避けて通ってくれると思っているのであろう。
ちょっとした気づかいで、歩道には車を停めてはいけないことに、早く気付いて欲しいものである。
今、済んでいる市にある本社に異動になり、4年前に引っ越して来た当事は、歩道はでこぼこだらけのアスファルトであった。
それが、昨年の春から工事に入り、半年近くかけて、広い歩道に誘導ブロックが設置された、立派な歩道になった。
その歩道の工事の途中では、いつも工事現場の誘導をしてくれていたおばちゃんが、
「おはようさん、ハイハイ、右手につかまってネ!ほんじゃ行くよ。」
と何気ない誘導をしてくれていた。
半年近い工事も終り、それはそれは立派な歩道が出来上がった。
何の気兼ねもなく、白杖を尤度ブロックに沿わせてスルスルと歩行することができる・・・!!はずであった。
しかーーし、ここは関西。
歩道沿いにある、靴の問屋さんに毎朝荷物を配送している大きなトラックが、歩道の半分近くまで乗り上げて、荷物の積み下ろしをしている。
そして、歩道沿いにある喫茶店に来ているお客が、狭い駐車場に止められないのか、どうどうとその誘導ブロックをまたいで、平行に駐車している。
まだ少しは視力は残っているので、何となく車が歩道に止まっているのはわかるからよいのだが、全盲の視覚障害者であれば、確実に白杖ごとその車におかまを彫っているに違いない。
低い車体の車であれば、白杖が先に触るからよいのだが、車高の高いトラックであれば確実に額を強打しているに違いない。
困ったものである。
「こんな所に駐車しているが悪いんじゃ。」
と、知らん振りして白杖で車体をガンガン叩いちゃろうとも思うがそうもいかない。
まさか、目が見えない人が通るとは思わず、必ず気がついて避けて通ってくれると思っているのであろう。
ちょっとした気づかいで、歩道には車を停めてはいけないことに、早く気付いて欲しいものである。