いちごハウスの2重カーテンを閉めるタイミングと日没時間

北海道では今の時期2月~3月ごろは夜になるといちごのハウスが氷点下になります。

いちご株たちは5度以下になると休眠してしまうので、そうならないように夜は2重3重にビニールかけ、さらに暖房で加温します。(燃料費の高騰している昨今はけっこうな痛手)

この状態は昼間。

 

これが2重カーテンと2重トンネルをかけた状態。右に少し見える赤いものが暖房機。

 

暖房費節約と、あと夕方以降の数時間の温度設定が高めの方が生育がいいとの話を聞いたのでできるだけ早くハウスの中を保温したい。そうするには2重カーテンと2重トンネルをかける時間を午後の早い時間にしたい。でもビニールを重ねれば重ねるほど太陽の光が透過しなくなるので、いちごたちの光合成に影響が出てしまう。遅いと冷えてそのぶん暖房費がかかる。うーん。

 

これだけでも悩むにのにさらにここの地域の日没時間と実際の日照のずれが問題。

日の入り17時32分。

 

でも実際はというと

16時25分の写真。もう太陽が沈みそう。1時間ほどのずれがある。

これは山の影響。車でちょっと走ると日が当たるのにこの辺りはもう日陰。日陰だと気温の下がり方がえぐい…

この温度差。1日の最高35.8度。最低4.3度(暖房5度設定)そして16時25分で14.9度。日が落ちたら数分で気温がガンガン下がるので、急いでハウスの2重カーテンと2重トンネルを閉めます。

これがこの時期、毎日の夕方の作業です。