8月15日、78年目の終戦記念日でしたね。

 

Yahooニュースで、玉音放送の全文の現代語訳を読みました。いろんなご意見があると思いますが、ユーリはちょっと泣きましたw

 

酷暑の中で迎えた敗戦。それまでに多くの命も奪われ、物資も無く、住むところも無いような状態から皆が頑張って、歯を食いしばって本当に頑張って、今日の繁栄まで来たのだなーと思いました。

 

最近たまたま、戦時中が舞台の小説を読んでいたので、今年は特に身に染みるものがありました。

 

 

 

若い読者向けのいわゆるラノベかなと思います。普通ならわざわざ購入はしないのですが、実は今、kindleUnlimitedのトライアル中で、キンドル本が2か月99円で読み放題です。(読む時間も無いのにまたまたやらかしておりますあせるあ トライアルだけw多分ww)

 

で、この作品はシリーズとなり全体で50万部突破という大ヒットになっています。無料ならばと、ちょっと覗いてみたくなりました。

 

主人公の女子高生は学校が大嫌い、日々面白いこともなく煮詰まってうんざりしている。シングルマザーの母と二人暮らし。父親は知らない。母とはいつも衝突してイライラの日々。

その辺の文章は・・・残念ながら・・・ちょうどチャック・パラニュークという、凄まじい文章の作品を読んでいたのもあって、かなり退屈w 

 

でもこの物語は主人公がタイムスリップして終戦間近の頃を経験するという話なので、そのところまではまぁ読んでみようと。そこで特攻隊員と恋に落ちて・・という、いかにもラノベらしいwストーリーなのですが。

 

いやぁ、泣きましたwww

大泣きでした。

もちろん主題の悲恋が切ないわけですが。これはやっぱり真実が書かれているから心動かされたのだと思います。

 

昭和の時代、しかも戦時。敗色がどんどん濃くなって学生は勉強どころではなく労働。男子は学徒出陣。食料も物資も無くなっていく中で必死に工夫しまた助け合う。その辺がリアルに描かれて途中から夢中で読みました。

 

著者は鹿児島出身の方で、特攻基地となった知覧に行ってショックを受け、本作を書いたということです。知覧にはユーリ達も行きましたが、信じられないような残酷な事です汗

戦争はほんとうに、あってはならない最悪の犯罪だと思います。

 

こういった作品が多くの若い方々に読まれたというのはうれしいことです。TikTokも捨てたものでもないかもw

映画化もされ、12月公開予定です。

 

見ませんけどww でもヒットしてさらに多くの人達が関心を寄せてくれるといいなと思います。