最後から2番目の「恋物語」じゃなくて「挑戦物語」です。22 | tatu-kuu(車いすおばあちゃん)

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好きなことをして
誰かに喜んでもらえて
毎日ワクワクしたい
お出かけ大好きな
おばあちゃんです!

 

スーパーハイパーポジティブシンキングの

車椅子おばあちゃんだってへこみます。

どうしていいかわからなくなって、動けない時もあります。

そんなネガティブシンキングの時のことを思い出して書いてみようかと思います。

例によって妄想・フィクション・思い違い満載の

グダグダ文章です。

よろしくお願いいたします。

 

 

 

ピンポーン
午前10:00に玄関のインターフォンが鳴りました。
 

「は~い!」
「おはようございます」
 

今日はヘルパーさんの訪問日です。

週に3時間、お料理の下準備やお掃除をお願いしています。
もう20年近くの永いお付き合いです。
 

今日はお料理とキッチンのお掃除などをお願いする日です。
とうもろこしを3本茹でて頂きました。
それから、ネットスーパーで購入しておいた野菜たち、玉ねぎ、長ネギ、きゅうり、ブロッコリー、しめじ、ナス、ピーマン、パプリカをいろいろに切っていただき、ナスとピーマンとパプリカは炒めて頂きました。
今夜のメニューは麻婆なす丼です。
 

1時間で調理とキッチンのお掃除と、掃除機かけをぴったり終わらせてくださいます。
本当に助かります。
おかげさまで美味しい夕食と気持ちの良い暮らしができています。感謝しかありません。

ヘルパーさんが帰られてしばらくしてから
ピンポーン
また玄関のインターフォンが鳴りました。
 

今度は訪問リハビリの理学療法士さんです。
月に2回固まった体の筋肉をほぐしてくださいます。
 

「暑いですねぇ」
「昔はこんな暑さじゃなかったですよねぇ」
「手足口病流行ってるみたいですから気をつけてくださいね」
「大人もかかりますよ」
「え、そうなの?」
 

などと楽しいおしゃべりをしながら約40分間。
いや~ありがたいことです。

身体の機能が落ちてきて、出来ていたことができなくなることもたくさんあります。
まあ、それはそれで仕方ないので、どうしたら生活の質を落とさずに済むか考えるしかありません。
 

助けて頂けることは、どんどんお願いしちゃいます。
これくらいはやらなくちゃとか、助けて頂くのは情けないとか、頑張らないといけないとかなんて思いません。

お願いできることはお任せして、感謝して、

余力は私にできることに使わせていただきます。
 

私にできること?
何があるでしょうか?
とりあえず、パソコンを使えるようにしなくては、

と思いつつも古いパソコンを使っています。

Facebookにメッセージが・・・
 

え?また?やだ~怖い!
 

クリックしたら「出版界のおやっさん」でした。
 

「企画書を編集者に送りました。さっそく詳しく話が聞きたいという反応が返ってきています」とのことです。
誰の企画書なのかは教えてくれません。
そして、プレゼンテーションの練習日程も送られてきました。
私にできること、しなければ!
 

運命のオーデイションまであと17日!
 

ちょっと心がざわついて、

そわそわ落ち着かない車椅子おばあちゃんです。