#値上げによる家計への影響② | tatu-kuu(車いすおばあちゃん)

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値上げによる家計への影響

車椅子おばあちゃんが利用している路線バスは

休日は1時間に1~2本です

その日のお出かけは予定の時間にあうバスがなかったので

タクシー会社へ予約の電話を入れました

 

「車いすのまま乗れるタクシーをお願いしたいんですが」

いつものようにオペレーターさんに伝えます

「車両指定料金が1000円かかるのはご存じですね」

「この車両は台数が少ないので調整して、折り返しのご連絡になります」

「あ、はいわかりました」

「よろしくおねがいします」

 

その後しばらくして男性から連絡がありました。

「この車の担当運転手と連絡が取れないので、お返事は明日になります」

そこで、

「あの、ジャパンタクシーでも車いすのまま乗れると思うんですが」

と説明すると

セッティングに場所と時間がかかることや、運転手が慣れていないこと、その時ジャパンタクシーが空いてるかわからないことなどなどの理由で断られ

結局、翌日の連絡を待つことになりました

 

翌日、配車は希望通りになり、予約当日3200円で駅まで利用させていただきましたが

どうもすっきりしません

後日タクシー会社へ直接メールで問い合わせをしてみました

 

「ジャパンタクシーを車いすのまま利用することはできないのでしょうか」

すると後日タクシー会社から電話がありました

 

「車両指定料金」を徴収しなさいというのは

タクシー協会を通して陸運局からのお達しとの説明でした

車いすのまま乗れる車に限らず、セダンがいいとか大型車がいいとかジャパンタクシーがいいとかの指定にはすべて

「車両指定料金」がかかるということです

 

指定なしでお願いして、配車されたタクシーに乗れなかった場合はどうなるのですか?

とお尋ねしたところ、キャンセル料をいただくことになります

というお返事でした

なんだかちょっと、違う気がするので陸運局に問い合わせてみようかと考え中です

 

以前新潟へ旅行した時のお話をします

 

ホテルで車いすのまま乗れるタクシーをお願いしました

もちろん「車両指定料金」などかかっていません

ジャパンタクシーが到着しました

ところが、なかなか乗せて頂けません

しばらくロビーで待っていると中年の体格のいい運転手さんが

汗をびっしょりかいて小走りに近づいてこられました

片手に携帯電話を持っていられます

「すみません、うちの会社の者ですが、直接話してもらえませんか」

とその携帯電話を手渡されました

「え、なにごと」

と思いながら「もしもし」と電話に出ると

 

この運転手さんは車椅子を乗せるセットの仕方がわからなくて

今まで電話で教えられながら頑張ったけれど

どうしてもできないので別の車を手配するから

もう少し待ってもらえないか

ということでした

 

幸い時間には余裕があったので待たせていただき

無事ホテルを後にしました

 

一生懸命対応してくださり感謝です。

あの運転手さんは怒られたのでしょうか

とても気がかりでした

 

新潟の別のタクシーの運転手さんはこうもおっしゃっていました

「ジャパンタクシーは誰でも平等に利用できるように国が導入した制度です

車椅子だからと乗せないタクシーがいたらタクシー協会へ連絡してください」と

 

 

 

 

 

 

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