今4タイプのレジナトマトを水耕栽培しています。6月と7月に種まきをして育てて来たのでだいぶ遅くなりましたが、やっと収穫ができるようになりました

 

レジナは甘みがないとよく言われてますが、真っ赤になるまで待てばとても美味しくてトマトらしい美味しさがあります。フルーツトマトというより大玉トマトに近い味なんでしょうか。

 

まず7月上旬  このころは窒素過多で全く伸びませんでした

種まきから2週間でこの状態でした 笑

 

 

8月上旬ごろ  肥料の濃度を下げてようやく伸びはじめました。しかし背丈が他のに比べて異常に低いし葉が厚みがあって濃くてダメだろうと諦めかけてました

 

 

8月25日ごろ やっと花が咲きました。葉っぱが異常に多くて着果は無理だろうと思ってた頃です。

 

 

10月4日  9月下旬ごろから着果がはじまり、立派な実ができました。実はすでに1つ収穫済です。

 

 

2個並べてありますが奥のトレイはまだ緑色です

 

まとめ

・窒素過多だと、背丈が通常のレジナより低くなるため、葉が密集しやすい

・葉が密集すると、うどんこ病(葉がカビで白くなる)になりやすいので、白くなりはじめた葉は、どんどん取り除いてしまいましょう

・着果(実ができはじめたら)液体肥料の濃度を2倍にしたほうが実が大きくなりやすいです。着果するまでは逆に、濃度は少し薄めのほうが良かったです。

・エアレーション(ぶくぶく)はレジナトマトの場合、あまり効果が感じられませんでした。もともと肥料の濃度が高くて窒素過多だったんで来年は、同条件でエアレーションあり なし で比較してみようと思います。

 

自作トレイの自己評価

 

見た目 ★★★★★☆☆☆☆☆ 5点

熱で溶かして切ったので少しガタガタ。綺麗に作れば3000円くらいの水耕栽培キットと同レベルになる。

 

成長スピード ★★★★☆☆☆☆☆☆ 4点

ごく普通。エアレーション効果なのか、実がかなり大きくなる

降雨強度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆ 3点

中鉢が上がってるので根腐れはしないが、トレイいっぱいになりあふれる。液体肥料の濃度は薄まるので降雨後は、粉のハイポネックスを大さじ1杯投入した

 

液体肥料の減り ★★★☆☆☆☆☆☆☆ 3点

平均4日。真夏の炎天下では2日程度。秋は4日程度。着果後は肥料の濃度が急激に薄まるので4日に1回は濃度2倍の液体肥料を投入。真夏時は水だけが減るので真水を足して、1週間に1回液体肥料を追加投入

 

□トレイの製造コスト

 

 トレイ 108円

 鉢2個で 108円

 大粒のハイドロボール、上は小粒のハイドロボール 合計216円

 

※下を大粒ハイドロボールにするよりも濾過ウールにしたほうが根が出やすいので大粒ハイドロボールは使わないほうが良かったです。

手の平サイズくらいの濾過ウールを2つ入れるだけなのでハイドロボールよりコストダウンもできます。

 

以下エアレーションをする場合

 チューブ1m 30円(10mで290円くらいのチューブ)

 エアストーン 52円(10個で524円)

 分岐チューブ 20円 (20個入りで420円)

   ソーラーエアポンプまたはエアポンプ(ソーラーは4分岐、エアポンプは6分岐可能) ソーラーエアポンプ3500円くらい 通常のエアポンプ950円くらい

 

 

 

TYPE2

余った苗を8月に移植したものです。

 

 

10月4日  2ヶ月後くらいの様子です。やっと着果して大きくなってきました。3つほど実ができてきてます。

 

まとめ

・成長速度が遅い

・原因は酸素不足

・途中で穴をいっぱい開けてからだいぶよくなった

・降雨耐久度、強風耐久度は最強

・ただし時間がかかる

・課題は酸素吸入のみ

 

 

自作トレイの自己評価

 

見た目 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 1点

メンテナンスフリーを目指した為、見た目は犠牲にした

 

成長スピード ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 1点

ものすごく遅い。酸素が大事だということが良くわかった。酸素取り込み口を作れば成長は加速するはず。改良の余地あり

 

降雨強度 ★★★★★★★★★★ 10点

いかなる降雨、強風でも倒れることがなかった。台風でもびくともしなかった。液体肥料が薄まらないので管理は非常に楽

 

液体肥料の減り ★★★★★★★★★★ 10点

脅威の1ヶ月。酸素が少ないせいで水の減りも少ない。野菜以外にも花や観葉植物で成長させないものであれば、オールマイティーに使える
着果後は、2週間くらいで1.5リッター消費される程度
給水ペットボトルを2リッターのものに変更すればさらに延長可能。藻が少しでるので遮光しても良いと思うが、遮光しなくても大したことないので遮光しなかった

 

 

TYPE3

 

TYPE2と同時期に作ったにも関わらず脅威的速さの成長と着果。自作トレイの中では現時点で最強モデルです

 

まとめ

 

・同じく種まきをして余った苗を植えたもの

・いつもの4リッタースクエアトレイとフタを使った

・実は中にソーラー噴水が仕込んであります

 

自作トレイの自己評価

 

見た目 ★★★★☆☆☆☆☆☆ 4点

部屋にあってもダサくないけどかっこよくない中間地点のトレイ

 

成長スピード ★★★★★★★★★★ 10点

トレイ内部に入っている、ソーラー噴水により底の液体肥料を吸い上げて、根っこにシャワーのようにかけてみました。成長速度はTYPE2と同時期に作ったにも関わらず1ヶ月分以上の差がでるのと実の数、大きさとも一番多くなりました。

 

降雨強度 ★★★★☆☆☆☆☆☆ 4点

トレイの横に半田ゴテで穴を1個あけました。これにより根が水没する前に雨水が排出されます。雨の後は肥料が薄まるのでハイポネックスの追加をしました。

 

液体肥料の減り ★★★★★★☆☆☆☆ 6点

1週間程度もちます。4リッタートレイなのとレジナは根がそこまで伸びないので減りも普通のトマトより穏やかです。
 

□トレイの製造コスト

 

 トレイ 108円

 フタ 108円

 スポンジ&水耕栽培用容器 3個で150円くらい
※ヨーグルトカップに穴をあけて100均のスポンジでも作れます
 
オプション(あればなお良)
屋外
ソーラー水中ポンプシャワー 1555円

 

 

室内
電源式水中ポンプシャワー