刺青図柄の解説（阿弥陀如来）

阿弥陀如来は、日本でもっとも多く礼拝されている仏様です。

阿弥陀如来も装飾品は身につけておらず、質素な服装をしているのが特徴である。

阿弥陀如来の梵名である「アミターバ」または「アミターユス」には、

「無限の光をもつもの」「無限の寿命をもつもの」

と言う意味があり、空間と時間の制約を受けない仏様であることを示しています。

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刺青図柄の解説（釈迦如来）

釈迦如来は、仏教の開祖である釈迦を仏として敬う呼び方の事である。

釈迦如来の特徴は、装飾品を付けていない

「お釈迦さまの話」

天上天下、唯我独尊、三界皆苦、我当度之

お釈迦さまは生まれると、すぐに七歩ほど歩み、右手で天を、左手で地を指さして
「人は誰でもこの世に一人だけであって予備の人間はいない。命は貴いものである。私は苦しむ人々を救うことを第一としよう」といいました。

すると天に住む竜が感激して甘露の雨を降らしたと言われています。

刺青図柄の解説（仏）

仏の種類は、【如来・菩薩・明王・天部】の５つに分類されています。

【如来】
「真実から来た者」という意味で、最高の境地に達した存在で最高の位にあります。

【菩薩】
「さとりを求める者」という意味で、仏陀となることを目標に修行に励んでいる修行者のことをいいます。いわば如来の候補です。

【明王】
「仏の知恵を身につけた偉大な者」という意味で、如来の教えに従わない人間や生き物を調伏、救済するために如来の命を受けて怒りの形相（忿怒相）になって現れた仏です。

【天部】
仏教に帰依した神々で、仏教を信ずる心を妨げる外敵から人々を護る守護神である。

次回からは、色々な仏の意味を紹介していきたいと思います。


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刺青図柄の解説（檮杌）

人の顔を持ち、身体は虎に似ているが虎よりも遥かに大きい。全身に長さ40cmの毛が生え、口には猪の牙が生え、５ｍの尾を持っていたという。尊大かつ頑固な性格で、引く事を知らずに死ぬまで戦うという性格だった。人の意見を全く聞き入れないので｢難訓「教え難い」の意｣という別名があったと言われる。

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刺青図柄の解説（窮奇）

一説では、ハリネズミの毛が生えた牛で、犬のような鳴き声でなくとされ、または、凶暴な虎の姿で前足の付け根あたりに翼があり空を飛ぶことができるとされる。性格がひねくれていて、人が喧嘩していると正しい方を食べ、誠実な者がいると鼻を食べ、悪人がいると褒美として獣を捕まえて贈るという。

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