基本的にボンズで大会に出るメンバーは、
もともと気の合う人が集まって参加させて頂いてます。

互いの守備範囲や
プレイスタイルやキャラクターも、
互いに把握している人で出ますので、

メンバーが集まらなければ
参加を諦めます。

試合は楽しんで勝たなきゃ意味ないし、
あのメンバーで勝利を共有しなきゃ意味ないからです。

勝てても
「今日、あの子大会出れなかったなぁ……あの子とも一緒に喜びたかったなぁ」

という寂しさもあるからです。

その為、当チームはあまり試合をしません。

月に1回出られればいーねー。
てな感じです。

練習試合は別です。
お声をかけていただいたら喜んで皆で参加させて頂いてます。

正直、学生時代からずっとバレーボールを始めた訳ではなく、
9人制ママさんバレーから始めた私が試合に出たいかというと
そんなに試合に出たいとは思っていないんです。

出来れば出たくない…。

足を引っ張るだけですから(笑)

でも

「嫌なら仕方ない!無理は言わない!でも……1setだけでも出て」

と言ってくれます。

「Tattoさんがコートにいるだけで面白いから。サーブカットをミスったり、ボール取れないのなんて許容範囲!最悪上に飛ばせばいくらでもフォローするから、それだけチームを盛り上げるtattoさんの存在はデカイんですよ」

と言ってくれます。
かなり特殊なポジションを求められます(笑)

センターでもレフトでもライトでもなく、

パーリーピーポー的なポジション!

Daigoの心理学をやっても
パーティーピーポー言われますし(笑)

余談ですが、
わりと当たってて面白いですよ。
超心理学とかそんなやつだったと思います


そんなポジションなので、
サーブカットが綺麗に上げれただけで、
チーム内の士気はめちゃ上がります(笑)

そりゃ
動かぬ石像が油断したときに役に立つわけですから、
皆、驚きを隠せない訳ですよ。


「(へったくそなtattoさんが奇跡的に頑張って上げた!しかもセッターに!!スゲー!!)ナイスカットォ!!!」

みたいなね(笑)
いや、バカにすんなよなとも思ってますが、
それが私の実力なんですよね(笑)

本当に仲間に恵まれています。

私と長く共にプレイしてくれている人達のフォローはスゴイです(笑)

ミスっても

「面白かったから大丈夫です!」

と言ってくれる女神がいます。
もぉ、可愛くて持って帰りたいくらいです(笑)

強さに勝ちにこだわらない理由はそこです。

試合に出ることに重きを置いていた時と
誰と試合に出るかに重きを置いた今とでは、
心に残る勝敗の色が明らかに違うんです。

円陣を組んだとき、
初めの声を上げる係はローテーションです。
決まりはないのに
「楽しみましょう!声を出していきましょう!」
と皆が必ずその言葉を口にすることが、
嬉しくて仕方ないです。

「ボンズは強い」

と言ってもらえるよりも

「ボンズは楽しい」
 
と言ってもらえるほうが
数百倍嬉しいし誇らしいです。

だって
大人になってからギスギスしたバレーボールなんてやりたかないですよ。

会社での人間関係とか責任とか家庭とか
色々抱えるものが多くなっていくのに、
唯一発散できる場所でも
ギスギスしてちゃ元も子もないじゃないですか。

アタックをミスったときに

「決めれなくてごめん!」

とセッターに謝る人が好きです。

「いいボールを上げれなくてごめん!次任せて!」

と言うセッターが好きです。

「カット乱してごめん!」

と真っ先に声を上げる人が好きです。

「ちょー!足動かせよぉ!微動だにせんかったやん!地蔵か!拝んだろか!(笑)」

と笑い飛ばせる間柄が好きです。

そんな人達とバレーボールが出来る事に、
感謝しています。

この感謝を誰に伝えたらいいのでしょう?

…………
思い付かないので、ひとまずここに記しておきます(笑)