（続き）
天気だけは素晴らしい！
暑い…。
焼ける。
時間はお昼過ぎ。
空を見上げてパンをほおばる。
お茶は前回と同じ量だけどもうなくなった(￣▽￣;)。
でも、ボウズは何とか逃れたい。
探そう。
あの剥がれたところまで…。
イケイケ！
途中アリ地獄のように崩れる足元をかき分けて進む。
途中に大きい岩があって、裏側を回ると…。
叩かれてる。
誰か来てるんだなぁ。
近づいてみると…。
おおー。
なんだかいい感じ。
自分は見えてる岩は叩かないので情報収集だけだけど。いい石英。
ガレた場所を探すといくつか脈っぽいところがある。
写真が絶望的だけど、石英の脈が埋まってたのを発見。
掘ってみる。
…
……
………。
だめだ、延々脈状に続く石英が出てくるだけ。
まさに石英の「脈！」って感じ
色はいいと思うんだよなぁ。
でもココは長石がない。
そして石英硬い…。
お仲間に連絡。
ダメだ、こっち全然ない。
「こっちもペグマを追ってるけど、全然ダメ。」
『こっちもだー。』
長石の感じがなんかイメージと違う。
「同じ。」
『そうなん？こっちはペグマの見分けつかない（^q^）』
…作戦会議だ、集合しよう
「自分とこ？」
『ちょうど向かってるよー。』
…
……
………。
到着。
掘り方は違うケド、掘り跡を見ると傾向がよく似てた。
だめなんかな？
一旦埋めよう。
リーダーの穴はでかいので協力。
最初にペグマが見えるように斜面に掘り込んであったので、表土までしっかり戻さないと。
そうこうしていると、夫婦連れのハイキングっぽい人がやってきた。
《こんにちはー。》
こんにちはー。
《ここはあんまりいいのでないでしょう。》
え、知ってるんですか？
《昔ちょっと同じような事やっててね( ´艸｀)》
まだここきたの2回目なんですけど、広くて探しがいありますね( ´艸｀)。
《この辺は一帯難しいと思うよ、カスばっかでしょ。》
え、そうなんですか？
《うーん、長石の粘土にめり込んだ水晶になり切れなかったのが多い気がする。》
う、まさにその通り(￣▽￣;)、こんなです？
《コレコレ( ´艸｀)、やっぱそうか。》
場所変えたほうがいいんですかね？
《少し南に下った山とかは出そうなところあるけど、国立公園なんだよね。》
あ、ヤバイ、ココは…？
《ここは大丈夫だと思うよ、どっちにしろあんまり派手にやって…ないね。きたばっか？》
いや、もう戻してるところで。
《あー、埋め戻したのか、戻せる範囲でちゃんと戻さないとね、感心感心。》
目立つところもあるかもですけど…。
《奥までは入ってないけどね、ぐるっと回ってきたけど、荒らしてるって感じじゃないね。》
よかったです。
《…まぁ、見落としたかもだけどね、ちゃんと埋めてきたんでしょ？》
できるだけは戻すように(￣▽￣;)…、埋め戻しできてるようならいいんですけど。
《ちゃんと埋めようっていう気持ちがみんなにあればね、でもどっちにしろ、この辺は多分難しいかもよ。》
そうなんですかぁ…難しいなぁ。
《昔来た時から変わってなければね、そんなに頑張ったわけじゃないけど。》
このへんでいいところないですかねぇ。
《うーん近くかぁ、ちょっと離れるけど、昔いってたところだったら〇〇山とか？》
ほおー、〇〇山は同じ名前がいっぱいありますね(￣▽￣;)。
《○×駅から見える山なんだけどね、中腹らへんにあったよ。》
じゃぁそこ見に行ってみます！
《今もあるといいね。がんばれー！》
ありがとうございました、ではまた(@^^)/~~~！
そうか、ココは難しいのか…。
ペグマいっぱいあったけど、ペグマ＝水晶じゃないもんな…。
もっと掘りぬけばあるのか？
ここはいったん保留にしとこう。
…まだ暗くなるまで5時間はあるな。
よし、聞いたところ行ってみよう！
移動！
（続く）