(続く)
※おためしは自己責任でお願いします。
さ、始めましょ。
そうか、これが油脂汚れだとすると洗浄方針が決まるぞ。
こういう生き物由来の脂汚れを落とすのに一番いいのは「アルカリ系洗浄剤」。
身の回りにあるものといえば…。
怪しげなまっ白い粉( `ー´)ノ。
ジップロックの袋に入れると犯罪のニオイ( ̄▽ ̄;)。
だが別に怪しげではない。
これは重曹。
主成分は炭酸水素ナトリウム。
お風呂の汚れとか、水垢とかを落とすのにも使うもの。
水酸化ナトリウム…は家にはさすがにないけど、少し加えて油脂汚れに使うととっても効果的。
でも、今回はないのでとりあえず重曹のみでやってみる。
重曹スクラブで磨く?
面倒くさい。
飽和水溶液にどぶ漬けでええんちゃう?
だって楽だから。
お買い得セットだったので強気( `ー´)ノ。
イケイケー。
相手はアメジスト。
そんなに弱い石じゃないし、少々ではへこたれない(ハズ)。
細かいことは置いておいて、作る。
さらさらー。
20㎖に小さじいっぱいくらい?
このくらいでええかな。
振る!
足りなかったら少し足せばいい。
少し溶け残らせる。
これで準備完了。
飽和水溶液完成。
では、ルースをポチャン。
ポチャン…。
ポチャン…。
んー。
なんだかもろもろしたものが出てきたかな。
溶け残った重曹はサラサラ。
なんか違う。
お、これは汚れじゃないか。
…水の色が紫になったら笑う。
でもそんなこともなく、泡も出ないし、大丈夫。
…そう言い聞かせる。
光に透かすと、水晶っぽく石の中に筋が入ったようなものがある。
たぶん本物のアメジスト。
そうかと思えばすごく透き通ったもの、これはガラスか練り水晶ってやつか?
キレイになったらうれしいな。
まぁ、とりあえずこれで一晩様子見。
明日になったら結果も出てるでしょ。
(続く)