ガラス蓋付き標本箱を作る②(作ってみた) | かいちょのつれづれいしにっき

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鉱物採集や交換相手のお仲間探しつつ、ときどきどこかで野良採集。
コメントやメッセージもお手柔らかにヨロシクです。

(続き)
 
はい!
 
お待たせしました。
 
続きです。
 
今日は箱を完成させましょう。
 
 
前回のはさみと同じで、結局長さの決まったもので印付けると簡単なんですが、一応計測。
 
各角から37㎜のところに印を8つ入れ、それぞれ対辺と結びます。
 
 
いい感じ。
 
今回はガラスをはめ込むので、フタ側に細工が必要です。
 
…ホンマに乗るんか?確認します。
 
 
一枚出しましょう。
 
 
 
 

お、いい感じ。

 
でも適当カットなので、余白が想定より狭いような…まぁ大丈夫( ̄▽ ̄;)。
 
一回ガラスを除けます。
 
 
 
じゃ、箱の形通りに、線に沿って折る。
 
今回は特にきっちり折り目をつけてください。
 
そしてまた耳が余るのでカット。
 
 
 
適当に数ミリほど、重ねても重ならないくらい切り取ります。
 
ハイ、ココまでは同じ。
 
で、真ん中の裏側からガラスを入れ込むので、2~3㎜くらい?縁を残して、カッターで肉抜きします。
 
切り込みいれて…
 
 
 
 
エイッ。
 
 
抜けました。
 
んで、縁をしっかり内側に折り込んでください。
 
 
ココまで折込む必要はないですが、縁がガラスから浮きすぎないように、きっちり。
 
もう一回ガラスをはめて、ちゃんとはまるか、余計な重なりがないかだけ確認。
 
で、フタ側はここまで。
 
 
 
では、身側を同じように作りましょう。
 
 
「身」側は同じように作りますが、さっきより2㎜程高さを高く設定します。
 
39㎜ですね。
 
ココも同じ。
 
で、同じように箱の形の直前まで持っていくと…。
 
 
ココまで!。
 
 
さぁ、こっから緊張の瞬間です。
 
フタ側、身側の形を整えて、耳を貼ります。
 
グルーガンは時間との戦いで、手が二本しかないので写真が取れませんでした…。
 
コンセントを入れて1分間精神集中…
 
 
 
 
……
 
………
 
さぁやるぞ!
 
フタ側は内側に耳を織り込む、身側は外側に耳を出す…と念じ。
 
よーい、スタート!
 
貼り付ける部分にザザッとスティックを塗るように押し出し、すぐ貼って抑える!
 
修正が効かないので緊張する・・・ちゃんと組んでいればむしろスティックの量はいらない。
 
その作業をフタ側4回、身側4回!
 
これで箱の形完成!
 
 
 
そしてフタにガラスをはめ込む…
 
 
意外とぴったり。
 
 
 
さぁガラス貼るぞ!
 
 
ガラスをはめ込んで、四隅にチョンチョン。
 
ガラスとフタの隙間に押し付けるように付けるだけ。
 
グルースティックの接着力は強力だし、身側が小さいので、ガラスがすとんと落ちることはありません。
 
少なければ少ないほどきれい。
 
多すぎると後でカットしたりするのがめんどいので、量は米粒くらい。
 
糸を引きますが、それも無視!
 
あとで取ればいい。
 
とにかく時間との闘い!
 
 
できました!
 
 
 
 
んー。でも見てくれが微妙。
 
ちょっとはみ出してるし。
 
箱もガラスもグルースティックが糸引いてる。
 
ひいた糸はピンセットで除去。
 
ガラスにつきすぎた(はみ出した)ものはカッターで切れ込みを入れてキリで削る。
 
ガラスは鉄より硬いので、傷もつかないのでガリガリと削ります。
 
 
 
ので、最終仕上げに入ります。
 
 
こいつの出番。
 
今回の箱の大きさは外周約270㎜くらいでした。
 
仕上げはこれを箱にぐるっと巻いたら完成にしましょ♪
 
少し長めにとらないと一周して足りないと不細工なので、275㎜切り出します。
 
そして、貼る。
 
 
ぐるりん。
 
上に5mmくらいはみ出させます(適当)。
 
テープは押さえつけないときっちりつかないので、何度か調整しながら…。
 
高さも最後ピッタリ合うように…。
 
ココでのコツは2~3㎜くらいガラスに乗せれるくらいにするときれいかな。
 
 
 
四隅を切ります。
 
 
 
そして1辺ずつ内側に折り込み、爪や硬いものなどでこすり、しっかり密着させます。
 
ちゃんとつければゴミやホコリも入らない。
 
 
か…完成…。
 
ふぅー。
 
(あと2回続く)