からだの「代償運動」ってなに？～tronco★letter 3月号～

今回の健康テーマは、

／

からだの「代償運動」ってなに？　です

＼

からだは必ず、

何かの目的のためにチームで動きます！

どこか一つだけで動くということはありません。

例えば

「物を取りたい」

「右を向きたい」

そう思うと、その目的を叶えるために動作が生まれます。

体をひねる動きは、

腰だけでなく、胸椎や首なども連携してひねります。

なんとなく

腰だけで動くようなイメージがありますが、

むしろ腰の骨は、

横の動きはわずかしか出せないんです。

なぜかというと、

腰椎(腰の部分の骨)の形は、

前後によく動けるような形をしていて、

横には動かしずらい形になっているから。

腰以外の他の部分が動くから、体がひねれるんですよ！

でも、本来一緒に動くはずの

胸椎や頸椎に、可動域(動かせる範囲)の制限があったら

どうなるでしょうか？

首や胸部の骨が動きが悪くなってしまったら、

体をひねって動かせる範囲が

せまくなってしまいます。。。

動かせないと目的が果たせなくて困るので、

首や胸部の骨などの他が動かない分を、

腰が負担して、代償して動かして

「物を取りたい」

「右を向きたい」

そういう

目的を叶えようとします。

腰が常に代償して動いているから、

過剰に負荷がかかって、痛みや症状にも繋がります。

腰が代償しなくても良い状態を作っていくことが

とっても大切です。

‥∵‥‥∵‥‥∵‥‥∵‥‥∵‥‥∵‥ ∵‥‥∵‥‥∵‥‥∵‥‥