いまが一番美しいときグリーンハーツ
新芽が摘み取られる前の、美しい萌木色(萌黄色)の世界。
トンネルの向こうにほらおねがい
転がり落ちそうな急斜面の茶畑です。
牧之原台地(静岡県中南部、島田市・菊川市・牧之原市にまたがる台地)に広がるフラットな茶畑もよいけれど、静岡市民としてはやはり山間の茶畑に文字どおり萌えますラブ
急斜面に美しく並んだ畝、アーチ形に整えられた茶株を見ていると、これはもう人と自然が一緒に造った芸術作品だなと思いますキラキラ

ああ、日本人、静岡人でよかったラブラブ
3月の桜も美しかったけれど、いまのこの茶畑の美しさは絶対愛でる価値があります!!
富士山みたいに拝みたくなりますよ。
ここは静岡市葵区内牧の「森内茶農園」。
よーく見てみると、上の方で白っぽいものが動いていますびっくり
手摘みをする茶娘さんたちですラブ
摘んでいるのは自然仕立て(アーチ型に作っていない)のお茶の葉のようです。
普段は森内夫妻お二人で管理をする茶園ですが、茶摘みシーズンだけはパワーアップグー
熟練の茶娘さんたちに丁寧にしかもテキパキと摘まれた葉は萎れないうちに茶工場へと運ばれ、製茶されるのです。
茶摘みシーズンの茶畑では、部外者は誰にも話しかけることはできません。
「お茶摘み頑張ってー!」と下からひそかにエールを送り、会釈して帰ってきました。

帰宅して飲んだお茶は今年の新茶キラキラ
芸術作品の茶園で摘んだ茶葉を、さらに芸術作品の旨いお茶に作り上げていく森内茶農園の手摘みの初摘みのお茶(露地もの)です。
品種は「やぶきた」より早く収穫できる「まきのはらわせ」で、二十四節気の「清明」の日(今年は4月5日)に摘まれました。
「清明」は万物が芽吹き、清々しく明るい様子を意味する「清浄明潔」の略だそうです。
今年は例年にもましてお茶が早いそうです。
収量も多いと期待されています。
静岡茶市場での初取引は18日からですが、新茶が摘まれる前にぜひ萌木色の茶畑をそっと見にでかけてみてください。
生き生きとしてまぶしい緑に幸せな気分になること間違いなしですよ爆笑