魔物
第100回 全国高校野球選手権記念大阪大会
履正社 vs 大阪桐蔭
恐らくボロ負けやと思ってたので仕事しながらバーチャル高校野球で観てました。
朝イチに大阪狭山市で補修工事してから梅田の現場に向かう途中に
『ピッチャー濱内』という岡田先生が絶対にやらない奇襲作戦を知りました。
ビデオを撮りまくりデータ収集を入念にする大阪桐蔭にはこれまで投げていない濱内のデータは恐らくなく、しかも初回の濱内の投球を観たらメチャクチャ良い!!
これまで春季大会もまさかの興国に早々負けたり、この大会も公立にも苦戦する試合があったのによく温存してた!
これはいつもと違う雰囲気があり、「今年こそ勝てるぞ!」と思ったんで梅田方面から舞洲に方向転換!
ちなみにもちろん試合終わってから梅田に仕事行きましたので(笑)
7回表に3点を先制されましたが、すぐ裏に1点返す!
8回表ノーアウト満塁の大ピンチを0に切り抜けた時に履正に流れが来たように思いました!
するとその裏に相手のエラーもあり、一挙3点を奪い4ー3逆転!!
この時に1人で観てる俺が
「よっしゃー!!」
とか思わず言ってしまったので、横にいた1人で来てるオジサンが話しかけてきました。
「ワシはなぁ、いつも兵庫大会観に行ってるんや。昨日も東兵庫大会行ってきたんやー。ほんでな…」
と、めちゃくちゃエエとこでどーでもエエ話をしてきました(笑)
まあそれなりにオジサンの相手して、
さあいよいよあと1イニング…
先頭バッターにノーアウトでヒット打たれるも送りバントがフライになってダブルプレー!!
ツーアウトランナーなし!!
バッター2番。
中川、藤原、根尾にもこのバッターで終わらせれば回らない!!
2011年、弟が大阪桐蔭に負けて高校野球人生が終わった準決勝のあの舞洲ベースボールスタジアム…
その悔しさは2011年7月31日からずっとあります。
あれからも桐蔭には負け続けて夏はvs桐蔭戦は10連敗…
2アウトランナーなしになった時点で
やっとあの悔しさを今日晴らしてくれると思いました…
試合終了瞬間の動画撮影もしようとしました。
粘られ四球…
これでクリーンナップに回ってしまったので嫌な予感は少しありましたが、中川なら抑えれるし大丈夫!とも思いました。
しかし、中川も四球…
これで頭の中で「もしかして逆転されるんじゃないか…」と…
濱内も粘る藤原に食らい付いて『あと1球』!!
試合終了かと思ったファウルチップなどもありながら、またもや四球
もうこれでダメだー(*_*)
結局、根尾に押し出しで同点…山田に決勝2点タイムリー…
あと1球からまさかの大逆転負け。。
まさに
「野球は最後まで何が起こるかわからん。」
「最後のアウトの難しさ」
を痛感させられました。
濱内先発という秘策がはまり、終盤に流れを掴んで
最強世代と言われる大阪桐蔭を今年はあまり強くないと言われる履正社がホンマあと一歩のとこまで追い詰めた。
普段ピッチャーじゃない濱内主将の念投と選手を次々と代えて全員野球で王者に立ち向かった履正野球に感動しました!
ただこの試合をひっくり返されるんやったら、もうどうやったら夏の大阪桐蔭に勝てるのか教えてほしい。。
桐蔭の奴等に言わせれば「寮と通いの違い」とか言うんやろうけど(笑)
藤浪の時の春夏連覇後の
「結局、履正社戦が1番キツかった」
ってのと同じになりそう。
あと、桐蔭のスタンド部員のヤジが汚い!!
履正のバッターがアウトになった時に
「パッパパパ~パ~アウト~」
とよくプロ野球で相手をバカにする時に使う応援(応援ではない)をやったり、
履正のファーストがエラーしたら
「おい!ファースト!ヤル気出せよ~」
とか言ってきたり、
桐蔭もエラーありましたが、履正側は何も言わなかったです。
とりあえず大阪桐蔭は相手の事を貶すヤジが多くて気分悪かったです!
一方、履正側は履正の打席入る選手に
「◯◯、頑張れー!!」
と声援(これぞ応援)をしてました!
あーーーーー!!!!
ホンマ悔しい!!
こんなヤジとかしか言えない奴等には勝ってほしかった!!
悔しすぎます!
俺でこんなに悔しいんやから選手や父兄、岡田先生はもっと悔しいやろうなぁ。。
ちなみに都市対抗野球終わりでオフだった弟も大樹とともに舞洲に来てて
「追い詰めたんやけどなぁ。」
って、少し悔しそうでした。
こんな伝説に残る名勝負を現地で観れてよかったです。
もう諦めて今年は観に行かんとこうかとも思ってましたが、ここまで来たら来年も再来年も勝つまで夏の桐蔭戦は観に行こうと思います!!
クッソー!!
マジ悔しい!!