充希が2歳2ヶ月の時に発達検査(新版K式)を受け、2歳3ヶ月で「軽度知的障害を伴う自閉スペクトラム症」と診断がつきました。
充希は成長は確かにゆっくりだけど、たくさん笑うし、成長してるし、いつか追いつくはずだと思っていました。「何も問題ないですよ。」とお墨付きをもらいたくて受けた発達検査。結果的には診断が付いてしまい、とても落ち込みました。
私があれこれ心配して発達検査を受けさせなければ、障害と言うレッテルを貼らなくて済んだのでは?
焦らずに充希の成長を見守ってあげられたら、そのうち言葉の爆発期が来てたくさんおしゃべりするようになったかもしれない。私が充希を障害者にしてしまった。当時そんなことを思いました。
発達障害って難しいですよね。外見から見てわかる障害ではないし、血液検査して〇〇の数値がこうだったのでこれは〇〇という病気ですって言うものでもない。検査だって診断だって、心理士や医師の主観(入らないようにしているのはわかりますが)が全く排除出来るかと言ったら難しい気がするし、絶対と言えるものではない。
昨日まで充希は「少し言葉がゆっくりな子」だった。たけど今日からは「軽度知的障害を伴う自閉スペクトラム症の子」になってしまった。この時の気持ちは表現し尽くす事はできません。
診断内容を聞きながら、何も知らずにスヤスヤと抱っこ紐の中でお昼寝する充希を見て涙が溢れ、主人が背中をさすってくれたことを覚えています。
妊娠中ファーストフードたくさん食べたからかな?
悪阻がひどくて、栄養があるものあんまり食べられなかったからかな?
立ち仕事をしてたからかな?
大きく生んであげられなかったから?
何がいけなかった?
診断を受けた日はちょうど結婚記念日でした。主人がせめてたケーキを買ってくれたけど、何を食べたのかも覚えてない。とにかく涙が止まらなかった日でした。
長くなったので④に続きます。