地元担当秘書Tです。初めて登場します。よろしくお願いします。

m(_ _ )m ペコリ


先日、稲城市内で行われた講演会「多摩弾薬庫(多摩火工廠)の歴史」を聴きに行って来ました。

定員50名のところに70~80名の方が集まり、会場の後ろの方までいっぱいにイスが並べられるほどでした。


講演では当時の弾薬庫内の配置図や今も現存する建物の写真なども公開され、皆さん興味深く聞き入っておりました。

私も大変勉強になりました。事務局の皆様お疲れ様でした。


旧多摩弾薬庫は川崎街道沿いを多摩市に向かう途中、稲城市立病院の隣に広がる多摩丘陵の中にあったそうです。その跡地は現在「米軍多摩サービス補助施設」として利用されております。山深い森の中にひっそりと存在しており、何気なく通っていると見逃してしまうようなところです。


今から約75年前、日中戦争の戦線拡大による武器・弾薬の不足を解消すべく作られた多摩弾薬庫(正式名:東京第二陸軍造兵廠多摩火薬製造所)。その後太平洋戦争を経て、終戦時には第四工場まで増設されました。敷地面積は1,730,572㎡に及び、約2000~3500名の方が当時作業されていたそうです。

( ̄□ ̄;) 東京ドームおよそ37個分に相当する敷地面積。


この稲城の旧陸軍多摩弾薬庫を舞台とした『日輪の遺産』が、今年の夏にいよいよ映画化されます。

原作は浅田次郎氏。子供の頃、稲城市に住んでいたそうです。

稲城の梨畑や多摩川、府中の中央競馬場、旧調布飛行場なども登場し、日ごろ地元活動で親しんでいる地域の情景と照らし合わせながら、小説を読ませて頂きました。


ご興味のある方は、映画を見る前に原作も是非読んでみてください。


調布市を舞台にした昨年の「ゲゲゲの女房」の大ヒットに続き、今年は稲城市が脚光を浴びそうです。



映画『日輪の遺産』公式サイト

( ̄□ ̄;) 詳しくはウェブで・・・


日輪の遺産 (講談社文庫)/浅田 次郎
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