4月18日、子育て支援拠点施設「どろっぷ」と横浜市の「放課後キッズクラブ」にお伺いし、お母さん方との意見交換を行いました。地域で子どもたちを育てる温かい環境を整えた施設「どろっぷ」のような取り組みを広く拡げる重要性を強く感じました。


スタッフの方とお母さん方の区別もつかず、どの子がどのお母さんの子どもかもわからないような、みんなが一緒に子どもたちを見守っているとても温かい雰囲気の場所でした。


お話を伺うと、北海道や沖縄など地方ご出身のお母さん方も多く、ご主人の帰りも遅いなど、周りに手がない中で、ここに連れてくれば、スタッフの方や他のお母さんに話を聞いてもらえる、子どももお友達と機嫌良く遊んでくれると、お母さん方にとっても憩いの場所とのこと。 「つわりで上の子の世話がつらいとき、見てもらえて助かった」 「家で一人で子育てしていると煮詰まってしまう。助け合える関係をつくれる場所がもっと必要」などお母さん方の切実なご要望やご指摘をお聞きする貴重な機会となりました。


また、近所の施設ではなく、電車に乗っても「どろっぷ」へ来たいという声もありました。一緒に視察した少子化分科会の阿藤座長がここを「聖地」と呼ぶ理由は何か。既存の施設に足りないものは何か、多くの示唆を得られた視察となりました。


明日は石川の医療施設へ視察にまいります。