1974年(昭和49年)の今日、石油危機によって不足したエネルギー確保のため、電力使用制限令 が発動されました。夜の街からはネオンサインが消え、国電の暖房が切られ、NHKが23時で放送終了になったそうです。


わが国では現在、エネルギー資源の8割を輸入に頼っており、その半分以上を石油が占めています。しかも、この大部分は中東(UAE・サウジ・イラン・カタール等)からの輸入であり、その割合は第一次石油危機時より高くなっています。


安定したエネルギー供給の確保はわが国にとって最も重要な課題のひとつだと思っています。私も対外経済協力特別委員長として、こうしたエネルギー確保も念頭に置き、戦略的なODA政策を検討していきたいと思っています。