おそばせながら 山形県の鮭川村議会議員の八鍬達也です。
おととしから書こうと思って放置していた保育所の質問についてブログに書きます。
僕が保育所建設計画について質問した令和6月12月議会。八鍬の一般質問に対する
村長の答弁は「予定通り建設を実施する」答弁いたしました。しかし、
翌年1月開催の全員協議会において、新保育所の建設費は16億円から2億円得あがりして18億円となり
議員各位から怒りを買う。理由としては、災害復旧がまだ先なのに保育所を先に建てるとは何事かという
意見があがり、
結局、新保育所計画自体は去年の7月の豪雨災害による災害復旧を最優先するため保留する方向となりました。
しかし、保留となったとはいえ課題は残る一方である。ひとつは保育サービス、もう一つは正規の保育士確保と
労働環境改善である。僕はここを改善しない限りは統合保育所計画を進めることに
断固反対であること表明する。一般質問に戻ろう
以下は令和6年12月議会で取り上げた保育所計画についての質問である。画像は鮭川村鶴田野地区にある保育所建設予定地
以下全文
一般質問(八鍬議員)「保育所建設について」
新保育所について村内保育所の環境整備等を考慮した場合、保育所環境等は初期幼
児教育には人間形成上、絶対必要であることは申すまでもございません。しかし、村財
政を考慮した場合、保育所建設費について国や県からの補助金がなく100%自前で賄
わなければなりません。当然のことながら費用対効果を十分に議論し、建設することが
必要であると私は考えます。そこで、幾つか以下の項目について村長の答弁を求めます。
1、資料及び説明について1例を挙げますと、駐車場は100台の計画のようです
が、この100台の広さは、これは役場駐車場に匹敵する広さでありその根拠は何か。
2、建設予定地は主要道路国道458号線沿いに所在し、大型車など車の交通量
が非常に多く、その騒音が保育環境への影響が懸念されます。一帯は農地に囲まれ除草
剤が散布されることから、早朝午前中のきれいな空気を園舎内に取り入れることが不可
能となる。健康面で大きな問題である。冬となれば、吹雪など強風地帯のために非常に
危険な場所である。
3、提出された資料の説明の中で1例としてウッドデッキ、見晴らしブリッジ、複
合遊具等は、農村地帯で自然豊かな鮭川村では不必要じゃないか。近隣自治体では、園
舎での運動だけでなくバスを活用し、村内、他町村への移動保育を行っている事例も確
認しています。そのため、計画にある大きい園庭を造成することに疑問が生じる事。
4、用地取得価格の設定の根拠、何年度の評価額を基に算定をしたものか。直近で
は近くの売買価格が10アール当たり60万円と聞いていますが、それを参考
にしたものであるのか。
5、計画では消雪対策をどのように考えているのか。全面消雪設備にするべきではないか。
結論でございます。今回の7月豪雨災害において復興対策費が多くかかる中、現状
の統合保育所計画は、村の財政の足かせになるおそれがある。また、今回以上の災害が
十分に想定される。さらに将来、小中学校の改修も控え多額の支出をしなければなりま
せん。水道管改良工事等々ができなくなるおそれがある。そこで、村長が英断を持って
当初示した建設費12億円にするべきではないでしょうか。この考えは私だけ
でなく村民の多くの方々の考えです。村長の考えをお伺いします。
村長答弁
1点目の新保育所の駐車場は普通車90台、身体障害者車両2台、計92台分を計
画しております。そのうち40台分については、保育所に勤務する職員が利用する駐車
場です。
残り52台は、保育所で行う行事等に来園される保護者向けとして予定しております。
また、新保育所については、災害時指定避難所としての指定を予定しております。
駐車場奥には避難者のためのマンホールトイレも整備する計画です。
2点目の建設予定地の騒音対策については、園舎は高気密高断熱で遮音性の高い構
造となります。そのため、心配される騒音の影響は少ないと考えております。
また、周辺の除草剤の散布の影響については、予定地周辺の散布作業を請け負って
いる会社に確認したところ、現在も周辺にある民家に配慮して農薬が飛散する可能性が
ある条件では散布作業を実施しない。農地以外へ飛散しないようにヘリの飛行高度をで
きるだけ低くするなどしており、保育に影響のないように行いたいとのお話をいただい
ております。冬期間の吹雪等については、冬期間は防風ネットの設置を計画しておりますし、
保育所への入り口、出口を分けるなど冬期間の交通安全にも配慮しております。
3点目の園庭の広さについてですが、保育所園児にとって屋外での活動は心身を鍛
え多くの体験により学びを得ることが可能となります。基本設計を実施する前のワーク
ショップでも、子供たちに広々とした木々や緑の空間で様々な体験をさせたいという意
見が多く出されました。村内には多くの自然がありますが、人口1人当たりの公園の面
積で見ると、県内35市町村中、30番目であることもあり、子供たちが自由に安全に
駆け回り、自然に親しむのに必要かつ十分な面積であると考えております。
4点目の予定地の用地取得価格は、村が公共事業を実施する場合の公共用地取得価
格で購入する予定です。この価格は、公的な土地の評価額を基に算出しており、民間の
取引価格は考慮しておりません。
5点目の消雪対策についてですが、玄関周辺のロータリーなどは地下水を活用した
消雪対策を実施する予定ですが、全面消雪設備は導入経費を考えると、除雪費を考慮し
ても費用対効果の面で実施は難しいと考えております。
建設費についてですが、令和5年度に基本設計事業者を募集した際に総事
業費として12億円程度を想定しましたが、最近の物価や人件費の高騰の影響により、
本年3月時点での公共事業の設計単価で再計算すると16億円程度になることが分かり
ました。
現在、詳細な実施設計を行っておりますが、現在も物価賃金の上昇が続いているこ
とを踏まえると、後になればなるほどさらに高騰することが危惧されます。確かに、本
年7月に発生した豪雨災害の復旧に向けた取組も大変重要ですが、これから本村の未来
を担う園児たちの保育環境の整備も重要でありますので、予定どおりの事業を実施する
ことにご理解を賜りますようお願い申し上げます。
なお、建設費の財源については、建設事業費の充当率が100%、償還費の交付税
算入率が70%の非常に有利な過疎債の活用を想定しております。
オレンジの部分は重要箇所
最後に僕から 以下の画像は鮭川村鶴田野地区にある保育所建設予定地である。
周りは農地に囲まれており、風を遮るものは防風柵のみである。
