一口馬主をされている皆さんはよくわかってくださると思うのですが、どの馬に出資しようかなと考えるときの野望は無限大です。出資を検討する馬が全頭妄想の末、ダービーやオークスに出資する想定になってしまうので、それこそフルゲートを超えてしまう安仁屋算状態になってしまいます。これが、実際に2歳戦が始まって、実際に走り始めると、ある程度現実の中に納まり始めてくるのですが(笑)。

 今自分の出資馬は3世代目に入り、未勝利のまま引退する馬もいれば、オープンまで出世してくれた馬もいます。全頭、思い入れはありますが、ふと、出資したときはどんな気持ちで出資したんだっけなと思うようになりました。ところが、当時の記憶は残念ながらあいまいです。そこで、自分への備忘録を兼ねて、2022年生まれの出資馬は全頭、出資した際の熱い野望を書き記しておこうと思います。そうすることで、何年か後に自分で見直したときにも楽しめるのではないかと思いますし。そこで、本音の部分でこういった出世をしてほしい!という思いを書いておこうと思います。閲覧いただく皆様には、どうか温かい目で見ていただけますと幸いです。また、同じく出資されている方は、ぜひ熱い思いをコメントいただけますと幸いです。

 本稿は、第1弾ということで、ダストアンドダイヤモンズ’22:エンダードラゴンについてです。

 

 ダストアンドダイヤモンズ'22は、インゼルサラブレットクラブで募集されたノーザンファーム生産の牡馬で、友道厩舎に預けられる馬です。2022年ダービーの覇者で、僕が最も好きな馬であるドウデュースの弟に当たります。募集価格は12,000万円で、一口価格は24万円ですね。

 ダストアンドダイヤモンズ'22に出資した理由は、ドウデュースの弟であるからのただ一つです。はっきり言って、自分の手に負える価格ではありませんでしたが、それ以上に自分の大好きな馬の弟に出資できるというチャンスは二度とないと思い、出資申込みを決断しました。自分の中では22年世代にはトリデンテがいますが、本馬らそのトリデンテの中でも中心の槍と考えています(笑)

 ダストアンドダイヤモンズ'22には、夏の小倉で鞍上に武豊騎手を配してデビュー勝ちしてもらい、そのまま野路菊ステークス、ホープフルステークスと連勝してもらいたいです。兄が叩き良化型ということもありますので、明け3歳は王道の弥生賞から始動し、皐月賞、ダービーと駒を進めてほしいです。そしてその後も古馬王道路線を突き進んでいって、ジャパンカップや有馬記念を制してほしいなと思います。特に父のリアルスティールがドバイで勝っていますから、この馬にも海外勝ちを夢見るところです。兄は、芝GⅠ3勝の偉大な優駿ですが、本馬も是非、芝王道路線で活躍してほしいなと思っています。

 ただ、同じリアルスティール産駒ではフォーエバーヤングがダート路線のトップをひた走っておりますし、全体としてもダート戦績が悪くないようです。正直、友道厩舎は芝王道路線でこそだと思っていますので、その点ではダート路線に歩みを進めるとなると少し不安ではありますが、その場合は夢のサウジ、ドバイに駒を進めてもらえたらなと思う次第です。

 なお、血統背景的にはサンデーサイレンスのクロスがないですし、GⅠ勝ちができれば種牡馬入りまで望めるのではないかと夢想しています。

 

 以上、閲覧いただきありがとうございました。