不動産価格は、2019年の今年に高値ピークを向かえ、ピークを越えた瞬間に一気に売物件が増えて、不動産相場が大きく下落するのではないかと考えています。その理由は次のとおりです。

◼️現状
1. 東北復興及びオリンピック特需から建設需要が多く、建築費相場が高騰している。

2. 建築費相場の高騰により新築マンション価格が高騰しており、それに引っ張られて中古マンション価格も高騰している。

3. アベノミクスの金融緩和により住宅ローン金利が過去最低水準であるため、マンションが高くても買い手がいる。

◼️今後
1. リーマンショック以降、安く購入された大量のマンション物件は、譲渡所得税が安くなる「所有期間5年以上(長期譲渡所得)」の条件を満たしており、いつでも売れる状態にある。

2. 長期譲渡所得の条件を満たしたオーナーは売却の為に高値のピークを待ち構えている。

3. 東京オリンピック以降、経済の冷え込みは懸念されている。

4. 今後、金融緩和が縮小されて住宅ローン金利が上がった場合は購入者が減り、価格下落の要因になる。

不動産は、売るタイミングしだいで何十万・何百万といった単位で大きな差が出るため、損をして後悔しないようご留意することをお勧めします。