中華そば 麺壁九年@井荻
2020年3月10日オープンの「中華そば 麺壁九年」に行きました。
西武新宿線沿いは毎年コンスタントに新店がオープンしてる印象で、恐らく過去も含め1駅に1軒は話題になった店があるのでは。
結構西武新宿線が最寄り駅のラーメン店は行ってますがまだ宿題店は多くあり、そんな中行列もできる人気店なのが中華そば 麺壁九年。
ちょっと難しい屋号の中華そば 麺壁九年(めんぺきくねん)は2年前に開店し、屋号は四字熟語の面壁九年を麺壁に変えてますね。
店主は新宿に本店を構える鶏清湯の有名店「らぁ麺 はやし田」と系列店「煮干中華そば 鈴蘭」などで店長を務めた方のようで約5年間修業して独立したそうです。
はやし田系のDNAを受け継いだ店になり、ラーメン作りの他に店舗運営やスタッフ教育なども学び、実際確かにスタッフ教育は完璧とも言えるほど接客も含めてしっかりし過ぎるほど良かったです。
行列もできるお店と情報を得ていたので昼時を少し外した13時過ぎに到着すると並びはなく店内も空席がありすぐに席に着けたが、私が入店してから続々とお客は入ってきてあっという間に満席に。
退店した時にはなんと15人位の行列ができており本当タイミングが良かったみたい、てかもう13時半過ぎでこんなに行列ができるなんて凄い人気!
ちなみに外観撮影して店前に着いた瞬間スタッフがすぐに出てきて声を掛けられ誘導されました。
お店の場所は井萩駅南口から徒歩2分ほど。
環八通りの下井草五丁目交差点付近にあります。
店内は奥行きのある造りで天井が高く、ちょっと洒落た内装とインテリア。
厨房前にL字型カウンター7席、2人掛けテーブル席2卓。
厨房に店主とホールと厨房兼用の男性スタッフ2人の3人体制で切り盛り。
券売機。
メニューは、中華そば800円・特製中華そば1050円・いりこそば800円・特製いりこそば1050円・味付き替え玉(鶏油or煮干し)200円・チャーシュー300円・ワンタン200円・煮玉子100円・花鰹の卵かけご飯250円・白米150円など。
中華そばは、はやし田系の醤油らぁ麺とは異なる丸鶏ベースにアゴやサバにイカなどを加え、いりこそばは、はやし田系を越えた独自な仕上がり。
サイドメニューに現金対応で炙りチャーシュー丼350円、ミニサイズ300円があります。
注文したのは「味玉いりこそば」¥900+「炙りチャーシュー丼」¥350
中華そばよりもいりこそばのほうが気になってたので味玉トッピングで頼むと、香味油を通常かこの日限定なのか秋刀魚油から選べると言われ通常でお願いした。
修行先の鈴蘭に似た煮干中華そばと思ってたけど鈴蘭のような濁りやグレイな色合いの濃厚煮干しではなく清湯煮干しですね。
スープは清湯煮干し醤油味。
九十九里産など鮮度の良い厳選された6種の煮干しを使用し、なんでも温度を保ちじっくり炊いてるそうでエグ味がなく見事にイリコの旨味のみを引き出した煮干しスープに仕上がっています。
醤油ダレは中華そばで使用してる生揚醤油などを合わせてるのかな。
十分なコクがあり煮干し出汁と共にバランスよく前面に出て素直に美味しいと思う。
麺は「菅野製麺所」の全粒粉入り細ストレート。
全粒粉独特な風味は強くないのでスープもよく絡んできて気にならず、低加水でボキッとした硬質な食感はやはり煮干しラーメンによく合いますね。
具はレア豚チャーシュー・穂先メンマ・味玉・刻み玉ネギ・カイワレ。
チャーシューは低温調理した大きな肩ロースで柔らかく食べ応えあり。
刻み玉ネギが多めに入ってるのでシャリシャリ食感が存分に楽しめます。
炙りチャーシュー丼はバーナーで炙りブロック状にカットしたチャーシューがゴロゴロ入り、中央に胡麻が降りかけられた温玉が添えられてます。
香ばしさよりもジューシーな旨味が味わえ、温玉を崩してマイルドに食べても美味かった。
ハイレベルで好みないりこそばでした!
再訪して中華そばも食べてみたいけど、次は毎週水曜特別営業してる「裏麺壁九年」に行きたい。
中華そば 麺壁九年
東京都杉並区上井草1-24-22
非公開
平日・土曜・日曜・祝日 11時~14時30分・18時~21時 ※コロナ自粛期間中は夜の部17時30分~20時まで
不定休 水曜日は裏麺壁九年として営業