朱華園@尾道 | Ramen Story Of L.I

朱華園@尾道

広島県遠征20軒目。

昭和22年創業の「朱華園」に行きました。



広島市からスタートした広島遠征もゴールが近づき

ラストスパートをかけ食べ歩きます。

福山市から移動し最後に向かったのは尾道市。



尾道と言えば広島県も有名な観光地ですが、海が凄い近く

瀬戸内海沿いにある街となる。

個人的には今まで巡ってきた地方の街でも最高のロケーションでしたし大変気に入りました~☆



しかし、その心地よい街に観光目当てで尾道へ来たのでは

なく、尾道のご当地麺「尾道ラーメン」を食べにきたのです!

尾道ラーメンは食べたことないけど知ってるという方は多くいるほど知名度のあるご当地で、首都圏にも専門店があるなど

全国的にも有名なご当地ラーメンなのは間違いない。

特徴は店ごとの独創性がありますが、シンプルな鶏ガラ醤油スープに豚の背脂ミンチを浮かべ、独特な平打ち麺を合わせるのが一般的。

その尾道ラーメン元祖のお店となるのが朱華園。



1947年に屋台から始め70年近い歴史を誇る朱華園は尾道は

もちろん広島県を代表する老舗中の老舗であり名店でもあり

広島でも1,2の大行列を誇る有名店となります。

尾道ラーメンの元祖は正真正銘朱華園となるが、創始者は

先代の壇上正儀氏とも言われるが台湾から来た朱阿俊という方が始めたという説もあり、この2人に血縁関係があるのかは不明。

現在は二代目の壇上博俊氏が店を受け継ぎ変わらぬ味を

提供し続け、以前の場所から昭和59年10月15日現在の地に

移転したそう。

ちなみに地元ではシュウさんのお店と呼ばれているみたい。

他のご当地ラーメンと同じように、朱華園を模範したお店が

次第に増えていきじわじわと尾道ラーメン店ができたんだとか。

支店も福山市に「福山元町店」「松永店」があります。

これだけ有名なお店で尾道の有名スポットとにもなっている

朱華園は、特に尾道ラーメンとは名乗っておらず、実は尾道ラーメンという言葉が出るようになったのも25年位前からで

昔から尾道ラーメンというジャンルはなく地元では中華そば・

尾道のラーメンと言われていたんだとか。

尾道の観光客が増え始めた1990年頃から、尾道ラーメンという言葉が使われ徐々に注目されるようになったラーメンです。

とうとう朱華園を食べる日が来たか~と、長年いつの日か食べれることを願いめっちゃ楽しみにしていた朱華園に念願の初訪問を果たしたが、いやぁ~本当凄い行列ができてる∑(-x-;)

街を歩けば地元の方位はいるんじゃないかと思うほど多くの

観光客がいた。

14時位に到着すると推定25人位の行列ができ、何組かは1人並んで待ってる間に探索してきた方が割り込み合流もあったし、後からも途切れずどんどん列ができていた。

だけど回転はなかなか早く列はいいスピードで進んで行き

30分位で席に着けましたね。

尚、開店は11時からとなっているが、待ち客の列が長ければ

20~30分前に開店するみたい。

後は19時迄の営業時間となってるけど、大体夕方16時~17時位には売切れとなり早仕舞いしてしまうみたい。



お店の場所は尾道駅から徒歩15分ほど。

尾道駅を出たらすぐの国道2号線を左方面の線路沿いにひたすら歩いて行くと長江口交差点があるので右折し、少し進めば中国銀行があるのでその隣にあります。

朱華園含め尾道の人気ラーメン店は駅から少し歩いた場所に密集するようにあるので、ラーメン食べ歩きをする方には嬉しいかな。

専用駐車場は店舗先に2台分完備。

店舗真隣りのスペースに、土・日・祝日朱華園専用駐車場と

書かれたコーンが立っていたので数台停めれるっぽい。



店内はそんなに広くはないが綺麗で清潔感ある食堂風の造りで厨房はほぼ見えず小窓位のサイズの横に長いスペースが

ありそこから注文品を出しホールのおばちゃんが届ける。

お客もぎっしり入り従業員も多くいるので賑わった店内となっています。

厨房前にストレートカウンター6席、壁側に逆L字カウンター12席、4人掛けテーブル席2卓、奥に小部屋の4人掛けテーブル席が2卓位?

ご主人は厨房でひたすら調理をしてると思われ、他に男性

スタッフ1~2人位が厨房にいて後はホールなどにおばちゃんが

4人位いた。

お冷は給水器からセルフですが正直言って美味しくない。

多分中の洗浄を細目にしてないと思われる。



メニュー。



全メニューは、中華そば600円・ワンタン600円・焼餃子8個460円、4個230円・お土産餃子(二人前箱入り)940円・ビール中

420円・酒260円。

訪問時基本の中華そばとワンタンしかなかったが、中華そば隣の木札は叉焼麺800円・焼そば800円があり、ひっくり返ってるというのは売り切れということになります。

焼きそばは数量限定の塩焼きそばとなり、付属に中華そばのスープが付いてくる。

焼餃子も人気で多くの方が頼まれていた。

お持ち帰り用中華そばも販売し二人前からとなります。

会計は店内入ってすぐの会計処で先に払い、番号が書いて

あるプラスチックの札を貰い席に置くシステム。



卓上調味料は白胡椒・餃子のたれ。



注文したのは「中華そば」\600+「焼餃子4個」\230



中華そばと焼餃子4個を。

ルックスはこれぞ尾道ラーメンと言うのに相応しく

背脂ミンチの粒がかなり大きいです。

スープは清湯醤油味。

出汁は鶏ガラメインの動物系でシンプルな醤油スープとなり

動物系の旨味も醤油ダレも奇をてらわず実にオーソドックスな

出汁感とコクが堪能できる旨さです。



そのスープに大粒の背脂が浮いているが、この背脂効果は

凄いというか絶大で馴染ませて食べると甘味がグッと加わり

適度な油分の層もでき、こってり感もプラスされ一気に奥深い

味わいへと変身します。

背脂はちょい固いけど、これは良いですね~☆ウマ~い!



麺は自家製の平打ち中ストレート。

尾道ラーメン定番の麺と言ってしまえばそれまでだが、絶妙にコシが残る食感にスルスルと入っていく滑らかな喉越しの良さがスープにもよく合っています。

麺量は120gだそうで、ちょうど良いですね。



具はチャーシュー2枚・メンマ・小口切り青ネギ。

チャーシューは大ぶりのと小さいのがのり、柔らかく旨味も充分詰まりウマい。



焼餃子は小ぶりですが、ニンニクがしっかりと効き普通に

美味しいです。



元祖の店なのも納得の美味しい尾道ラーメンでしたv(^-^)v

尾道ラーメンだけではないけど、朱華園のお味は動物系出汁と醤油ダレに背脂も含めバランスが非常に良いスープで、本当ラーメンってバランスが重要だなと改めて朱華園の中華そばを食べてみて思ってしまった。

回転は良いので大行列ができていても、並んで食べる価値はあるお店と断言します!

支店も食べてみたいけど、またいつの日か尾道には行きたいので次は早い時間に訪れて中華そばと焼そばを食べに再訪

したいです。



ラーメン朱華園

ポスト広島県尾道市十四日元町4-12

電話0848-37-2077

時計11時~19時(売切れ次第終了)

ぐぅぐぅ木曜・第3水曜定休日(祝日の場合は営業)