麺屋 彩未@美園 | Ramen Story Of L.I

麺屋 彩未@美園

札幌遠征4軒目。2000年11月オープンの「麺屋 彩未」に訪問しました。



時は来た!とうとう!とうとう!来ることができた!私の中で全国を見渡しても1番食べてみたかったラーメン店の麺屋 彩未!

本当もう何度行くことを夢みたことか・°・(ノД`)・°・

いやぁ~夢の一つが叶ったよ!

今回札幌遠征を決行したのは、麺屋 彩未を食べに来たようなもので、札幌遠征メイン中のメインとなるお店です!

まぁ私以外のラヲタでも食べたくてしょうがない人は間違いなく数多くいるし、すでに全国区の有名店となり札幌で一番人気のラーメン店と言っても過言ではない人気行列店。



ご主人の奥 雅彦氏は、札幌の超名店「すみれ」 出身。

「玄咲」 でも修行したらしいが、彩未と言えば純連(すみれ)

出身と紹介される。

それもそのはず、すみれと言えば修行した出身者が独立して店を出すというパターンの店は札幌は無論首都圏も含め沢山ありますが、すみれから暖簾分けを許されたお店というのは今まで存在しなかった。

しかし、去年東京は江戸川区船堀にすみれの暖簾分け店

「大島」 がオープンしましたが、大島はすみれからの暖簾分け2店舗目となる。

そう、大島がオープンするまで唯一すみれから暖簾分けを許されたお店となるのが麺屋 彩未だったのです。

今後恐らく当分の間、すみれからの暖簾分け店は開店しないだろうし、どれだけすみれからのお許しが出ないのかは分かることでしょう。

さらに彩未がよく言われるのは、師匠の店を越えたとまで言われる。

完全に個人的な印象だが、すみれのご主人村中氏も彩未が大人気店となり超えたのを認め嬉しいと思ってるんじゃないかな。



お店の場所は地下鉄東豊線美園駅1番出口から徒歩3分ほど。

美園駅1番出口を降りたら交差点がすぐあるので、そっちではない方面を歩いて行くと鈴木商店というお店があるのでそのちょい先の逆側にあります。

ほぼ飲食店などもない住宅街寄りの道路沿いにあるのには

驚きだね!こんな所に札幌No1のラーメン店があるとは(ノ゚ο゚)ノ

駐車場は店横に16台分完備。



昼時を外して行ったが行列できてるよな~と14時1分に到着すると、外待ちはないぞ!ヨッシャ!と店内に入ると、中の待ち

スペースに10~11人待ってた_| ̄|◎そういうことなのね汗

ちなみに待ちスペースには漫画本や新聞に雑誌が置かれています。

しかし、これでも良いタイミングでどうやら来たようで、私の後には続々と客が途切れず押し寄せては外待ちが数人できるほどの行列ができていた!

私が食べ終わり出てからも団体客が来ていたし、こりゃアイドルタイムでもすんなりとは席には着けないな~。

やっぱ人気はハンパないね!すんげ~わ!

だが、噂通り回転が良いですね☆従業員が店内の状況を把握しており、1時間に50食は出せる回転率を誇ってるとか。

店内はそこまで広くはなく、白い壁を基調に縦長の椅子を並べカウンター席上には麺屋 彩未と書かれた小さい黒い暖簾が

掛けられている。サイン色紙が壁にずら~っと飾られていた。

厨房前にL字型カウンター10席、4人掛けテーブル席2卓、2人掛けテーブル席1卓。

ご主人が調理し、他にスタッフは男性2人と女性2人の5人体制で切り盛り。しっかりと声を出した丁寧な接客をし、スタッフは若いですね。

基本厨房に従業員は全員おり、並びが長くなったりテーブル席の客が食べ終わり片づけをする時のみホールに出てくる。

25分ほどで着席できた。

メニューはこんな感じ。



全メニューは、味噌ら~めん700円・醤油ら~めん700円・塩ら~めん700円・大盛100円増・チャーシューめん200円増・ライス100円・ジュース150円・コーラ100円・黒烏龍茶200円・セピアのしげき150円・ビール450円。

基本となる麺メニューは、辛味噌や昔風ラーメンなどはないが師匠のすみれと同じく味噌・醤油・塩の3種類。

味噌ら~めんが看板メニューとなるが、醤油や塩を頼んでる方も数人いましたね。

会計はレジに行かなくても女性が席まで来てくれる後会計制。ってかもう食べ終わるのを見計らい席を立つかどうかのタイミングで、会計の値段を把握しながら1000円出されてもすぐお釣りの小銭をだせるように来てくれる。

卓上調味料は胡椒・一味唐辛子。



注文したのは「味噌ら~めん」\700



せっかくここまで来たから本当味噌・醤油・塩の全種類食べたいのが本音だったがさすがにそれは厳しく、味噌ともう一つ食べたかったのですが店内連食はとてもじゃないができる雰囲気ではなく(^_^;)

看板メニューの味噌ら~めんを。

調理工程はあまり見えなかったが、中華鍋でもやしを炒め

スープを合わせて味噌ダレに火を入れながらラードで炒め煮する製法でしょう。

スープは豚骨ベースに、煮干しや昆布を加えたという清湯スープと香ばしいラードの風味が効いた味噌スープ。

すみれと比べてしまうと結構異なるね。ライトな豚骨清湯スープは同じでしたが、味噌ダレの主張は濃くなく塩分も控えめながら芳醇なコクがあり口当たりはマイルド。

そんな中、ある意味1番違うところがラードの量!

すみれのような分厚いラードの層ではなく、適度に多めの量が浮いており熱々の温度も十分熱いがすみれに比べれば低く

こってり感も穏やか。

すみれのようなガツンとくるタイプではないが、誰が食べても

受け入れられるであろう絶妙な旨味とマイルドな味噌ダレに

よるバランスが素晴らしく、独自性が強まり洗練させた純すみ系という印象。

う~ん、これは食べやすく飽きも全くこないしウマイな~☆



麺は「森住製麺」 の中太縮れ。黄色が掛かり縮れた麺は

すみれと同じだが、熟成感はやや控えめに感じたね。

適度にぷりっと主張した食感に、ガッシリした歯ごたえが残る。

スープとの相性も申し分なく、ウマい麺に変わりはない!



具はチャーシュー・サイコロチャーシュー・炒めもやし・ひき肉・

メンマ・輪切りネギ・おろし生姜。

チャーシューは旨味がしっかりと感じられ、同じチャーシューのサイコロ状にカットしたのも入ってる。

そして彩未と言えばチャーシューの上におろし生姜がのってることでも有名で、後半溶かしてみると生姜の清涼感が見事に味噌スープに融合しキリッとした風味が味を引き締めてくれる!抜群に生姜合うね☆

炒めもやしのシャキッとした歯ごたえも良く、具も美味かった!



札幌味噌ラーメンでも濃厚なスープが好きな人には物足りなく感じてしまうかもしれないが、この人気行列を見れば(知れば)どれだけの人に愛されてるか(旨さなのが)分かるでしょう!



私は、食べ終えてみて例え好みじゃなかったとしても来れたことに感激してたからその時点で満足でした(≧▽≦)もちろん味のほうもウマかった!

また札幌に来た際は来ないと。再び味噌も食べたいが、次は

醤油か塩かな。



ラーメン麺屋 彩未

ポスト北海道札幌市豊平区美園十条5丁目3-3

電話011-820-6511

時計11時~15時15分・17時~19時

ぐぅぐぅ月曜定休日※月2回不定休あり