目次
ヒアリングフレイルとは?コミューン開発の経緯
コミューンとは?
音量を大きくすれば良いわけではない認知症検査が正確に行われていない!?窓口での使用は?◯◯でも補聴器の代わりになる
丸山幹事長が勉強会の機会を
設けてくださりヒアリングフレイルについて
聴脳科学総合研究所の中石所長に講義を
していただきました😋
補聴器などについても驚きの見解があったので
後半で記載いたします❗️
ヒアリングフレイルとは?
豊島区HPより
先月あった第二回定例会でも
丸山幹事長が質問しております😋
コミューン開発の経緯
中石所長のお父様とご祖母様が
難聴であったことから
前職のレコード会社在職中に
難聴者に聴こえやすいスピーカーシステムの
研究に携わり対話型支援システム
「コミューン」を開発されました。
今回はこの「コミューン」の商品説明で
お越しいただいたのですが
前提のお話や、様々な問題提起があり
大変勉強になりました✨
コミューンとは?
話す側から聴こえの支援ができる
全く新しいカタチの対話支援機器です。
聴こえに悩む人が自ら工夫するのではなく
話す側から聴こえの改善に歩み寄るという
逆転の発想から生まれた対話支援機器。
聴こえに悩む方、その方と関わる
健聴者の方、その間に必要だった
サポートがカタチになった製品です。
豊島区では既に導入されております。
コミューンは「介護ロボット」に
分類されるため「福祉用具・
介護ロボット実用化支援事業」の
補助金が活用できるそうです❗️
音量を大きくすれば良いわけではない
大きな声でも聴き取れない
「感音性難聴」という症状があるそうです。
音質が悪く音が割れているものを
いくら音量を上げても聴き取れないのと
一緒の状態です。
認知症検査が正確に行われていない!?
聴こえづらく意思疎通が難しくても
「耳が悪い」と認める方は
ほとんどいないそうです。
聞き直しはするけれど
何度も聞き直しするのは悪いと思い
分かったふりをしてしまうケースが
頻発しているとの事😱
その結果、聴こえないことにより
誤った回答をしてしまい
検査結果が本来より悪くなる😭
コミューンを使ったところ
27人中21人の検査結果が向上。
聴覚の影響が示唆されました。
上記の問題は、早急に改善が必要です。
窓口での使用は?
以前、区議会で「軟骨伝導イヤホン」を
提案しました。
窓口に来られた方にイヤホンをして
いただくものになります。
ただ、聴こえは良くなりますが
「ご本人にイヤホンを装着していただくのは
大変難しい」という課題が😭
勧める=「耳が悪い」の意になるので
苦労されているとのお声があるそうです。
その点、コミューンはお客様側には
何も準備が必要がないことと
「マスクをいしているので
聴こえづらいですね」など
職員側のこととしてコミューンを
使う許可が得られやすいとの
利点があります。
実際、コミューンを通した音声を
聴いてみましたが、スピーカーシステムなので
音量は増幅されます。
どの程度の音量だと周りに聴こえないか等
調整が必要だと感じました。
(導入時にはレクチャーいただけるとの事)
◯◯でも補聴器の代わりになる
補聴器は取り付けや電池交換が難しい
などの問題があり、補聴器購入後に
フォローアップしない場合
その後、半数が補聴器を使わなくなるそうです😱
また、高額でほぼ片耳しか付けられないので
両耳ないとバランスが悪いなどの
お声もありました。
しかし・・・今の技術力は高く
AppleのAirPodsで十分ではないか
との質問も最近よくあるんだとか。
結論から言うとそれでも良いとの事😅
(アメリカの研究結果でも出ている
そうです)
周波数の調整は微々たるものとの事で
調整や説明など懇切丁寧にサービスが
受けられるか(補聴器)
自力で調べ設定するか(その他の機器)
の違いだそうです。
イヤホンタイプの方が慣れていますし
補聴器は片方で何十万・・・
AirPodsは最新のものでも約4万円で両耳。
難聴の進み具合にもよるので良し悪しですが
助成金の対象になり、聴こえに問題ないなら
AirPodsを選びますね😅
(聴こえについての細かな設定が
たくさんあります)
コミューンではイヤホンタイプも
出ているので、そういったものも含め
助成金の対象になると良いですね。
港区医師会などへの連携・相談も
必要になるので引き続き勉強して
まいります❗️
野本たつや
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