教育費の款では初めに「オーガニック給食の導入」について、質問しましたウインク

 

お子さんを持つ保護者にとって、子どもの育ちと育みにおける食の重要性はとても気になるところだと思います。

 

私も本年6月から一児の父となり、食の重要性についてより意識するようになりましたにっこり

 

日々食べるものが体を作りますので、食べ物に含まれる有害物質が、子どもの情緒や、発達を阻害するのではないかとの不安があるのは当然だと思います。

 

今までも同様の議題はあったので、今回は別角度で「環境負荷の少ない給食」との主題で質疑をしましたグラサン

 

現状の港区の給食は?

 

港区では、お米や果物など特別栽培農産物を取り入れております。

 

特別栽培農産物とは、その生産地域の一般的な化学肥料・化学合成農薬の使用量に比べて、化学肥料の窒素成分が50%以下化学合成農薬の使用回数が50%以下で栽培された農産物です。

 

一方、今回取り上げる有機農産物とは、化学肥料や農薬を使わない農作物になります。

 

区においては、有機農産物の使用は現在ないものの、特別栽培農産物はりんご、みかん、なし、小松菜、玉ねぎ、にんじんなど40種類使用しているそうです。

 

お米については現在、半分は特別栽培農産物を使用しております。

先ずは、特別栽培農産物の使用率を上げるよう要望しました指差し

 

千葉県いすみ市の取り組み

 

質疑の中では千葉県いすみ市の事例を紹介しました。

 

現在市内すべての小中学校の給食に有機米を導入。野菜も、有機で育てられた地産のものが8品目取り入れられています。

 

小中学校の給食に100%有機米を導入したのは全国でもはじめてで、大きな話題となりました。

 

実は、いすみ市がオーガニック給食を始めたのは、市民運動から給食の有機化が実現したわけではなく、先ず「生物多様性を守ること」をいすみ市が掲げたことがきっかけだったそうです。

 

減農薬・無農薬は生態系に負荷をかけない「SDGs」につながる取り組みになります。

 

2022年4月に、農林水産省が策定した、農業の環境負荷低減を目指す「みどりの食料システム戦略」に関連する法案が参院本会議で成立しました。

 

この法案の中では、有機農産物の給食利用について教育分野との連携を求めています。

 

いすみ市は水田地帯で、栽培を行える地域のため港区とは特性が違いますが、減農薬・無農薬の作物の使用を増やしていくことが、環境保護にも繋がるので、そういった観点からも、更なる推進をお願いしました。

 

 

有機・特別栽培はコストがかかる

 

区からの答弁の中にもありましたが、無農薬や減農薬は高いコストや、供給量が追いつかないなどの課題があり、中々拡充が難しい状況にあります。

 

仕入れ先の拡大をしていただくとともに、国から農家への更なる補助をしていただくように、公明党のネットワークで訴えてまいります。

 

 

野本たつや

 

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