9月1日に区長定例記者発表で上記の発表がありました。

港区立の全中学校を対象に、来年度より「海外(シンガポール)修学旅行」を実施予定。

 

予算は5億1272万円。

 

保護者負担は今までと変わらず7〜8万で、残りの費用は港区が全て負担することになり、単純計算で一人当たり68万円の予算になります。

 

9月11日から始まる第3回定例会で予算審議を行う予定です。

 

 

背景は?

 

以前、ブログで紹介した「小中学生海外派遣結団式に参加しました」で触れた派遣団は、小学校・中学校それぞれの代表40名ずつの計80名定員で、毎年オーストラリアに行っておりますが、今回の倍率が小学校で2.88倍、中学校で2.77倍でした。

 

応募の結果を受けて、より多くの子どもたちに異文化交流体験をして欲しいとの思いで、本案件が作られたそうです(派遣団は継続)

 

シンガポールにした理由は下記を挙げられておりました。

 

・英語圏である

・時差が少なく身体に負担が少ない

・移動時間が短い(修学旅行にかける日数にも制限があるため)

・多人数で受け入れが可能

・何より治安が良い

 

 

区民文教常任委員会での質疑

 

私が所属している区民文教常任委員会でも正式発表があり、質疑の時間がありました。

 

もちろん、海外経験が得られる事は良いですが、懸念点も挙がりました。

 

・決まるまでのプロセスが早急に感じる

・修学旅行費の負担軽減はしない考えと聞いていたので、今回の予算組みに驚いた

・体験の中身が大切なので議論が必要

・私立と区立で子どもたちの支援に差ができてしまう

・シンガポール旅行で68万円は高い

・教師の負担とサポート体制は大丈夫なのか等

 

予算については、複数の業者とあいみつをとるので、予算の圧縮は可能との事でした。

 

プログラムについては、受け入れ先や人数の問題もあり、ホームステイではなく、ホテルに宿泊しグループ学習として、現地の学生との交流などを行うとの事でした。

 

 

ぜひご意見をください

 

早いうちに海外経験をさせる事は素晴らしい事だと思いますが、上記に挙がった懸念点や、まだまだつめていかなければならない点もたくさんありますので、賛否含めぜひご意見をいただけますと幸いです。

 

野本たつや

 

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