練習じゃ強いけど試合じゃ… ~メンタルな話~。 | 川尻達也オフィシャルブログ「筋肉日記」Powered by Ameba

練習じゃ強いけど試合じゃ… ~メンタルな話~。

練習じゃ強いんだけど試合じゃ普段の力が出せずなかなか良い結果が出ない。
そんな人いますよね。
実は私もそのタイプでした。
そんな私の話をしたいと思います。
とはいっても今から15年前。
2000年に修斗でプロデビューした頃の話です。
私は小中と野球、高校で陸上部。
大学2年になる直前に格闘技を始めました。
アマチュア時代はあまり勝った記憶がありません。
アマチュア修斗ワンマッチ1勝2敗。
アマチュアリングス2回出場して2回戦負けと1回戦負け。
地元土浦のトーナメント式の大会も4大会は途中で負け。
1999年秋の土浦のトーナメントで優勝、冬のアマチュア修斗東日本オープントーナメントに優勝しプロ昇格しました。
プロデビューは2000年4月。
何もできず心がポッキリ折れて一本負け。

昔の私は虚勢を張っていました。
『俺は強い。怖くなんかない。絶対に勝てる』
自分に嘘をつき騙していたんです。
自分に嘘をついた状態で自分の身体が思い通りに動いてくれるわけありません。

自分の実力が10だとしたら試合の時は半分の5しか出せない。
対戦相手は実力が8だとして試合でも8出せる。
練習じゃ私の方が強いはずなのに試合だと勝てない。
『練習通りの実力を出すにはどうしたらいいんだろう??』
『メンタルを強くするにはどうすればいいんだ?』
良い結果が出ない中ずっとそんなことを考えてました。


しかしある時その考え方をやめました。
『俺は弱い。試合が怖い。そんな自分が勝つにはどうしたらいいのか?』
自分の弱さを認めることにしました。
そして出た答えが。
『練習通りの実力が出ないなら仕方ない。諦めよう。』
でした。
『でもその代わり実力を20にしよう。それすれば実力の半分しか出なくても10。大概の選手には勝てるだろう。』
そう思ってプロデビュー戦で負けてからの1年間必死に練習しました。
その結果2戦目はドローでその後は7連勝。
いつしか自分に自信がつき、練習通りの実力『20』が出せるようになりました。

実際に格闘技の試合というのはそんな簡単な話じゃないと言われればその通りです。
これは22~3歳の頃に考えていた浅はかな考えの話です。

でも。
誰もが最初から強い訳じゃない。
人は成長し変化していくものです。
大切なのは諦めず継続すること。
毎日のハードトレーニング。
強くなるのに近道も楽な道もありません。


今夜のT-BLOODは20:00~足関十段今成正和先生の柔術クラス。
今成先生の変幻自在のテクニックを学べるのは茨城でT-BLOODだけ!!
T-BLOODで柔術を楽しみましょ~。

最後にまた懐かしい写真シリーズ。
2008年ロサンゼルスのワイルドカードボクシングジムで。
ボクシング界のスーパースターマニー・パッキャオ選手の練習を見学させてもらいミーハー根性丸出しで写真を撮ってもらいました。

これは石田くんがストライクフォースのプレイボーイマンション大会に出場するのでセコンドで帯同した時ですね。

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