格闘技ファンのあり方??。 | 川尻達也オフィシャルブログ「筋肉日記」Powered by Ameba

格闘技ファンのあり方??。

残念ながら今現在の格闘技業界なんて狭い市場だ。
それを前提とした俺個人の考えってことで。
なので苦情は受け付けません。






ファンて元々ファンである事もそうじゃなくなる事も自由だし、肯定も批判も、応援も野次も自由だというのが俺の考え。

もちろん誹謗中傷はダメだし常識の範疇でね。
あっ、あと技術とかのアドバイスもなしかな…。

プロスポーツはプロとして顔売ってる訳だし興味持たれてナンボ。




まぁ、直接言われたら私もまだまだ丸くなりきれないのでムカついたり言い返しますが。

それに選手側から言わせてもらうと。
ファンの応援は力になるし凄く有難い。
プロスポーツって人気商売だしね。

でも自分の信念を曲げるほどの影響力はないのも事実。

アスリートは基本的に我儘だし人にとやかく言われて従うほど大人じゃない。

性格のいい奴は強くなれないしこの世界で生き残れない。




だから俺はTwitterとかでもコアな格闘技ファンの人は余りフォローしないようにしてる。

自分もいちいち反応したくないし、何より相手が俺にフォローされてて見られてると思ったら、俺の試合観て思った事自由につぶやきづらくなるでしょ。

ファンにはなるべく自由に思った事を表現して欲しい。

お互いフラットな状態で格闘技と向き合えるのが一番。





会場に来ない金払ってないファンとかいう言い方もあるけど。
俺だって子供の頃は地上波のプロ野球観て大の巨人ファンになって少年野球始めた。
プロ野球を生で観たのは一回。
でもプロ野球がプロスポーツに憧れるスタートだった。

プロレスだって大好きだったけど全日と新日の地上波観るのが精一杯だったな。
会場に行ったのは地元に遠征に来た時の数回。
TVで観てても圧倒されるプロレスラーの身体を見て自分もああいう身体になりたいと思った。

格闘技が好きになってからもK-1もPRIDEもチケット買って会場に観戦に行ったのは1回づつだ。
それでも格闘技の強さ、人々を感動させる物凄いパワーに魅了されて今は自分が格闘家を生業としてる。

直接その団体や競技に金を落としたことなんて微々たるものだ…。

でも野球が好きになってグローブやバットにスパイクも何個も買ったし、バッティングセンターにも何度も通った。
野球ゲームも腐る程買ったし週刊ベースボールなんてのも買ったな。
プロレスも週刊プロレスに週刊ゴングにプロレスゲームその他のグッズなんかも買った。
格闘技に興味をもったら格闘技通信にゴング格闘技は毎号買った。
家にサンドバッグとグローブ、筋トレの道具やプロテイン買って自己流で鍛えてた。
ジムに通いだしたらそれこそ道具やサプリメントや練習着覚えてないほど買ったな。


そうやって直接的じゃないけど回り回って全体の底上げになればいいんじゃない?って思う。





地上波でPRIDEやK-1を観て憧れてた少年達が今の格闘技界にはたくさんいるんじゃない??

俺もその中の一人。

そういう少年達が、大人になって今の格闘技界を支えて、未来を盛り上げていくんだよね。


まずは興味を持ってくれることが大事。
好きの反対は無関心とも言うしね。




ファンは無責任。

でもそれでいい。



無責任に愛してくれ。

格闘技を。