たまには真面目に。
かなりの長文なので、興味がない人は読み飛ばしてください(汗)
ブログのコメントで…
『ベンチプレス何キロ持ち上げるんですか?』
という質問がよくあるんだけど…
格闘技の選手としての自分の考えを書いてみようかと思います。
まず。
自分はベンチプレスでも何でも、何キロ上がったとかは、あまり気にしていません。
それは、単純に…
筋力(パワー)=強さ
ではないから。
みんなも知っている通り、なんのスポーツや格闘技でも勝つには『心技体』いろいろな要素が必要です。
自分の試合を例に出すと…。
DREAM.1のブラックマンバ戦。
この試合に向けてのトレーニングで、自分はかなりの高重量のウエイトトレーニングをして試合に挑みました。
筋力的には過去最大でしょう。
【*ちなみに、高重量のウエイトトレーニングをしたのは思いつきでも、ブラックマンバ対策でもなく、トーナメントの決勝戦がある7月にベストなコンディションを作るための身体作りのためです。】
そして、今年5月に戦ったDREAM.9のカルバン戦。
この試合はほとんどウエイトトレーニングはやらずに、自重を使ったスクワットや懸垂にダッシュやインターバル走など走り込みをしっかりやって挑みました。
試合をして、コンディションがよかったのはカルバン戦。
ブラックマンバ戦では戦い方にもよりますが、スタミナをロスして後半思うように動けませんでした。
対するカルバン戦は1R終了して、息は上がってるもののインターバル中に回復して2R試合終了まで、セコンドの指示に従って動き続けることができました。
でもこれは、単純に筋肉のつけすぎはダメだとかいう話ではありません。
先にも書きましたが、試合って言うのはいろんな要素が必要です。
いわゆるバランス。
ブラックマンバ戦は筋肉がついてパワーは上がったけど、心肺機能とのバランスが悪くて最後まで冷静に動き続けることができませんでした。
反対にカルバン戦は身体はもちろん、心技体のバランスがすごくいい状態でリングに上がることができました。
なら、ウエイトトレーニングなんて必要ないじゃん。
って思う人もいるかもしれませんが、そういうわけではありません。
筋力=強さではありませんが、筋力がつくことで、基礎体力のアップなど競技にプラスになることはたくさんあるし、必要不可欠だと思います。
これはランニングも一緒。
ただ、扱える重量が増えたからといって…、ランニングのタイムが速くなったからといって…、強さに直結するわけじゃありません。
それをどう競技に活かすが必要だと思います。
そこで自分が重要としてるのが『バランス』
心技体のバランスもそうだし、心と身体のバランス、技術のバランス、心肺機能と筋力とのバランス、上半身と下半身の筋力のバランス、骨格と筋量とのバランス、数えられないくらいあるこのバランスをよく考えてます。
それをするには、自分の心や身体との対話をすること。
その感覚を掴むことです。
それには、格闘技を10年以上やってきた経験。
それが活かされていると思います。
自分と対話して、今身体が欲しているものを見つけてトレーニングをする。
パワーが必要だと思えばウエイトするし、心肺機能が足りないと思えば走り込みを増やすし、全身を整えたり何か一つのことを重点的に鍛えようと思えば、自重トレーニングやロープ登りやハンマー叩きなどもします。
だから、毎試合毎試合。
スパーリングなどの実践練習の内容はあまり変化がありませんが、フィジカル系のトレーニングの内容は違っています。
試合に向けて、自分と対話しバランスを整えて、ベストな状態でリングに上がることを心がけています。
と…
ここまで自分の考えを書いてきましたが、これは誰かに聞いたり何かを読んだりして勉強したわけじゃなく、格闘技をやって来て自分の身体で感じたことを書いてるだけなので、今のスポーツ界の常識からしたら全く間違ってるかもしれません(汗)
なので、あまり参考にはしないほうがいいと思います…。
ブログのコメントで…
『ベンチプレス何キロ持ち上げるんですか?』
という質問がよくあるんだけど…
格闘技の選手としての自分の考えを書いてみようかと思います。
まず。
自分はベンチプレスでも何でも、何キロ上がったとかは、あまり気にしていません。
それは、単純に…
筋力(パワー)=強さ
ではないから。
みんなも知っている通り、なんのスポーツや格闘技でも勝つには『心技体』いろいろな要素が必要です。
自分の試合を例に出すと…。
DREAM.1のブラックマンバ戦。
この試合に向けてのトレーニングで、自分はかなりの高重量のウエイトトレーニングをして試合に挑みました。
筋力的には過去最大でしょう。
【*ちなみに、高重量のウエイトトレーニングをしたのは思いつきでも、ブラックマンバ対策でもなく、トーナメントの決勝戦がある7月にベストなコンディションを作るための身体作りのためです。】
そして、今年5月に戦ったDREAM.9のカルバン戦。
この試合はほとんどウエイトトレーニングはやらずに、自重を使ったスクワットや懸垂にダッシュやインターバル走など走り込みをしっかりやって挑みました。
試合をして、コンディションがよかったのはカルバン戦。
ブラックマンバ戦では戦い方にもよりますが、スタミナをロスして後半思うように動けませんでした。
対するカルバン戦は1R終了して、息は上がってるもののインターバル中に回復して2R試合終了まで、セコンドの指示に従って動き続けることができました。
でもこれは、単純に筋肉のつけすぎはダメだとかいう話ではありません。
先にも書きましたが、試合って言うのはいろんな要素が必要です。
いわゆるバランス。
ブラックマンバ戦は筋肉がついてパワーは上がったけど、心肺機能とのバランスが悪くて最後まで冷静に動き続けることができませんでした。
反対にカルバン戦は身体はもちろん、心技体のバランスがすごくいい状態でリングに上がることができました。
なら、ウエイトトレーニングなんて必要ないじゃん。
って思う人もいるかもしれませんが、そういうわけではありません。
筋力=強さではありませんが、筋力がつくことで、基礎体力のアップなど競技にプラスになることはたくさんあるし、必要不可欠だと思います。
これはランニングも一緒。
ただ、扱える重量が増えたからといって…、ランニングのタイムが速くなったからといって…、強さに直結するわけじゃありません。
それをどう競技に活かすが必要だと思います。
そこで自分が重要としてるのが『バランス』
心技体のバランスもそうだし、心と身体のバランス、技術のバランス、心肺機能と筋力とのバランス、上半身と下半身の筋力のバランス、骨格と筋量とのバランス、数えられないくらいあるこのバランスをよく考えてます。
それをするには、自分の心や身体との対話をすること。
その感覚を掴むことです。
それには、格闘技を10年以上やってきた経験。
それが活かされていると思います。
自分と対話して、今身体が欲しているものを見つけてトレーニングをする。
パワーが必要だと思えばウエイトするし、心肺機能が足りないと思えば走り込みを増やすし、全身を整えたり何か一つのことを重点的に鍛えようと思えば、自重トレーニングやロープ登りやハンマー叩きなどもします。
だから、毎試合毎試合。
スパーリングなどの実践練習の内容はあまり変化がありませんが、フィジカル系のトレーニングの内容は違っています。
試合に向けて、自分と対話しバランスを整えて、ベストな状態でリングに上がることを心がけています。
と…
ここまで自分の考えを書いてきましたが、これは誰かに聞いたり何かを読んだりして勉強したわけじゃなく、格闘技をやって来て自分の身体で感じたことを書いてるだけなので、今のスポーツ界の常識からしたら全く間違ってるかもしれません(汗)
なので、あまり参考にはしないほうがいいと思います…。