今日は「韓国でのもう一つの愛情表現」です。
韓国に留学した当初、いろんなことにびっくりしました。
店員の態度がムチャクチャ悪かったり、
バスの運転がムチャクチャ乱暴やったり、
女の子の友達同士で手をつないだり。。。
そのびっくりしたことの中の一つですが、
街中(まちなか)でケンカをしているカップルが多いんですよ。
日本人って、街中で、人前でケンカします?
そのカップルのケンカを見る頻度が日本よりもはるかに
高かったんです。
それはそれで2年間の韓国生活の序盤で気付きましたが、
なぜかは謎のままでした。
でも徐々に韓国人の友達とつき合っていく中で、
韓国人(特に女の子)の愛情表現の中に
「삐지다」(ピジダ)というものがあることを
知ったのです。
「삐지다」(ピジダ) 日本語で何でしょう?
(正確には「삐치다」(ピチダ)ですが
「삐지다」(ピジダ)で使われます)
これも「単語帳、教材には無いけど、
韓国人よく使うシリーズ」の単語です。
「삐지다」(ピジダ)=すねる です。
Tokiの経験談ですが、韓国人の女の子の友達がいて、
何かでモメて急に怒って家に帰っちゃったんですね。
で、そんなに怒るようなことじゃないのにと知り合いの
お姉さんに一部始終を話したら、その子はTokiのことが
好きで「ピジョッタ」(すねた)んやと。
韓国では女の子は好きな人によくすねる、
好きじゃなかったらすねる気にもならない、
みたいな理論を聞かされて「ほぉー」っと
思ったことがあります。
でも、その怒って帰った子とはつき合ったりとか
特に進展は無かったんで、ただ腹が立って帰った
だけだったんですが(笑)
【使い方/使われ方】
「삐졌어?」(ピジョッソ?)=すねた?
「삐지지마~」(ピジジマ~).=すねるなよ~。
日本語だと「すねる」って単語自体あまり使わない
ですよね。使っても子供に対して。でも韓国語では
大人に対しても使うし、使う頻度も高いっていう所が
ポイントです。