気づいたら歳明けてからまだ一度もブログを更新していなかった。別に更新しようと思わなかったわけでもないけれども、社会人になってから新しい本に出を出すように心から思ったことが思ったほか少なく、いわゆる文職に勤めているせいかプライベートの時間はだいたい無思想でいていたいと思うようになったり、必死に楽しむ方法を探せば探すほど楽しいという情緒を察知する感官をが縮小してしまう。僕らはなんのために生まれてきたのか、そしてなんのために生きているのか、ただただ生かされているのかもどこへ向かってるかもわからずにそんなに頑張る価値はまだあるのか、物心付いた頃から空想が多い一人っ子の僕は大人になってもそのクセがくっついたままきれいに剥がれない。はたまた時間を気にせずに文字をこまめに咀嚼する感動を忘れかけているのか、なりふりかまわずに生きる勇気を到底分け合ってもらえなかったのか、つねに時間に追われているわたしたちはいったい、しんだあとに後悔しないのか?人生の選択に悩まされるやるせないトゥエンティーツー。