名作「異人たちとの夏」が舞台化 !
ども でぶっちょです。
7/4日から 山田太一原作の「異人たちとの夏」が、東京日比谷のシアタークリエ で
上演されます。
これは、1988年製作の映画、「異人たちとの夏」の舞台化で、
舞台の方は、主演が椎名桔平、内田有紀 他ですが、今日は20年前の
映画のお話をしますね。
監督は大林宣彦 ファンタジーものを撮らせたら、
右に出るものはいません。
主演は 風間杜夫、名取裕子、片岡鶴太郎、秋吉久美子で
中年のシナリオ・ライターが、幼い頃死んだはずの両親と
再会する不思議な体験を描くファンタジー
この映画は本当にいいです。
片岡、秋吉の両親が最高にいいです、子供に対する親の無償の愛を
最大限に表現してます。
風間杜夫は、嫌われもののシナリオライターを熱演してますし、
名取裕子も珍しく好演してます。
最後は涙が止まらなくなるほど、泣かせてくれますよ。
幽霊の両親に会ううちに、忘れていた子供の頃の素直な心を
取り戻すところなんかは、ディケンズの「クリスマスキャロル」に
ちょっと似てますかね?
一応、怪談仕立てになってますので、背筋かゾーとする場面も
ありますので、夏にはお勧めの1本です。