トゥバ!よねごんです。
以前の記事で、遅ればせながら、最近やっと真剣にTXTの曲を聞き出した、というお話をしていました。
今は、アルバムに入ってないものや、MVないものなどを中心に聴いています。
その中で、私の心をギューッとつかんで離さない曲があります。
カバーなんですが、"Sriracha"(スリラチャ)です。
アルバムにもなくって、コレ何なんだろうと思って調べたら、元々、これが彼らのデビュー評価曲だったってことですね。
原曲を調べたら、Marteenという人の2017頃の曲。この方は2001年生まれだから、ボムギュくんとほぼ同い年の人。若いのに才能がすごい。(当時16-17歳ってこと!?)
最近ではそこまで何かをプロデュースはしてないみたいだけど、今聞いてもまったく古さを感じさせない...。
当時、この曲を見つけてくる制作陣のセンスの良さもいいし、反社会的なメッセージじゃないラップがTXTのグループカラーにも合ってて、目の付け所がさすがBigHitだなーと思います。
YouTubeのコメント欄が、今やTXTカバーについてのMOAのコメントでいっぱいなのがなんか可笑しいけど、でも、私もこの曲、とても好きです。ピアノのポップなイントロとメロディーラインがたいへん好み。
スリラチャというと、アメリカで一般的なホットソース、というイメージですが。
年頃の男の子が、ホットなガールフレンドが気になる、みたいな歌詞のようですね。(YouTubeの概要欄に歌詞あります)
そしてデビュー評価曲というのは、(私も詳しくまではわかりませんが)少なくともこの課題曲でBigHitに認められないと、デビューにGOサインが出ないということと理解しています。
今までの練習生生活の集大成であり、究極的ゴール。
だから、彼らはもう死に物狂いで練習したわけです。歌い方も、振り付けも、みんな自分たちで頑張って考えて。
その当時の情報を断片的に拾うと、
毎日ぶっ通しで17時間も練習したとか、
それでも学校に行く必要があって死ぬ思いで通ったとか、
親族の結婚式にも出られなかったとか、
夜遅くに集まって練習する必要があって、テヒョンくんは親友の家に行くといって親御さんに嘘までついて向かったとか。
どれだけ彼らが、これまでの人生をかけて、体力的にも精神的にも限界のゲージを振り切って臨んでいたのかがわかります。
ほんっと・・・・青春だよね。
中高生のころ、後先考えず、目の前のゴールテープを切るためだけに、死ぬ気で頑張る、という経験。
しんどいけど、ものすごくしんどいけど。
本当にこの時期しかできない、キラキラした宝物のような記憶。
そんな、彼らにとっての特別な"Sriracha"。
2021のDreamWeekのサプライズとして提供されたようです。
その時のビハインドがありました。
※3:06くらいに一瞬映る、当時の映像が胸熱...!
その時のコレオ動画がこちら。
TikTok用に軽く思い出し作業をしただけなのに、
揃いも揃ってる。。。。
いや、いつも彼らはそろってますよ?上手だし。
でも、普通の曲は、たぶん何年かたったら、ライブの時に、じっくり思い出し作業をしないとなかなか引き出せないと思います。(あとからあとから新曲振り付けが上書きされるので)
それが、この曲については、たぶん何年たっても、曲を聞いただけでパッと記憶の引き出しが開いて、自動的に体が振り付けを思い出して動くような、そこまで染み渡ったレベル。
もはや体の記憶細胞に組み込まれたというか、寝ながらでも踊れるっていうか。
明らかにほかのと一線を画すような程度だということがわかります。
(自分にも、高校時代の経験があるので。今でも集まりの時にその当時のダンスの曲がかかると、体が勝手に動く!)
曲自体も好きだけど、この曲を聴くたび、彼らのそのギューッと詰まった青春時代のことについて、私まで勝手に思いを馳せてしまうので、いつもなんだか、胸がじんわり温かくなるような、特別な感情もプラスされてしまいます。
いいなあ。
素敵だなあ。
まぶしいな。
その1年後、デビュー3周年の「MOA X TOGETHER」ライブで特別にパフォーマンスされます。
彼らの成長ぶりもあわさって、カッコ良さにも磨きがかかり、さらにブラッシュアップした感じ。
わー、見たかったー!
もし一度でも目の前でこれが見ることができたら本当に素敵だな。
というわけで、とりあえず私のおすすめは、まずはこの曲
「Sriracha」です。(もはや特別枠かも)
ほかにもまだ私のおすすめ曲がいろいろと見つかっているので、折を見て書きますね。
◆
それにしても、彼らが練習生時代の話を、「この5人でしかわかり合えないよね、この話」みたいな雰囲気を纏って屈託なく話すところが、好きだなー。。。
いくつかたまに見かけますけど、例えばこんな動画のこんなシーン。
※17:53くらいから。
※8:34くらいから。
※14:49くらいから。 2019.09.04
この5人が、今の大きいHYBEの新社屋になる前のBigHitで、過去にその青春の経験を共有しているっていう事実が、今のグループの根底にいつも流れているのを感じます。
これ以上、足すことも引くこともない、5人。
これが、私をひきつけてやまない彼らの魅力の源泉なのだと改めて思いました。
ではでは。