箱根と深海魚の旅part16
~東口本宮浅間神社を訪ねる~
本編の前に我が家のプチネタ。
今日のお題は「外は雨、おまたでくつろぐももた1」です。
…ということで、窓から外の方を見やるももた。
雨の様子は見えなくても、雨のにおいとか雨の音とかは感じてるに違いない。
今日は散歩はムリかな
…なんて思ってるのか?
心なしかいつもよりも背中が丸まってるように見えて。
ちょっと切ない。
閑話休題。
旅行2日目、午後1時。
午後の活動開始だ。
まず向かうのは「東口本宮冨士浅間(ひがしぐちほんぐうふじせんげん)神社」。
全国に約1300社もあるという浅間神社のひとつ。
ちなみに「ふじ」の「ふ」は「冨」でウ冠にはなってない。
浅間神社というのは、富士山を神様として崇め奉っているお宮さんだ。
それなら富士神社とでも呼べばいいようなもんだが。
なんで浅間神社という名前になってるのかってことについては。
はっきり確定した説はないらしい。
また、多くの浅間神社さんで。
なぜか富士山と同一視されている木花咲耶姫(このはなさくやひめ)が主祭神ということにされている。
あまたの浅間神社のトップは富士宮の「富士山本宮浅間大社」になるらしい。
「東口本宮冨士浅間神社」がその中でどれくらいの「格」をもってるのかは分からないが。
世界文化遺産である富士山の構成資産のひとつとして登録されており、富士山頂への登山ルート「須走ルート」にあるお宮はすべて、ここの境外末社になっていることもあって。
浅間神社の中でも特別な位置を担っていることは間違いない。
道の駅からだと、歩いても10分とかからない、目と鼻の先だ。
宮上駐車場の結構西側の方に車を停め、すぐ近くに見えている鳥居の方に向かう。
たぶんこっちは裏参道で、お宮の裏手の方から訪ねていくことになるが、まあいいだろ。
鳥居に書いてある文字は
「不二山」となっている
富士講講碑群
東京から移転させたものも多い
富士講については今は触れない
これは拝殿
なかなかに立派なもの
立派な杉の木
樹齢は約350年らしい
長寿亀石と呼んでるそうだ
これ火山噴出物だよな
実際の火山弾も飾られてる
右のなんか重さが1tもある!!
噴火のエネルギーってすごい
日本野鳥の会記念碑があって
こんな掲示板もある
見たことない鳥も多いが…
中でも見たいのがコレ
サンコウチョウというやつだ
静岡の県鳥にもなっている
撮影:723mgr様感謝です
これは随神門
なかなかにかっこいい
こっちが表参道
杉並木がいい雰囲気
鳥居の前でもパチリ
やっぱり不二山ていう表記だな
「信しげの滝」と言う
読み方は決まってないらしい
とりあえず「のぶしげのたき」
こっからはおまけ。
お宮の南側、駐車場の方につながっていく道はその昔、「鎌倉往還」でもあった道らしい。
すぐ横が神社ってことで、今まで消失せずに残っててくれたんだと思う。
「鎌倉往還(鎌倉街道)」とは、鎌倉時代に開かれた、日本の各地と鎌倉とを結んでいた道のこと。
たぶんここからは富士山の北側を通って甲斐の国へと通じていたんだろう。
京鎌倉往還の支道になる
昔は絵のような感じだったんかな
路面も両側の石垣も
後年になってからのものだ
白いアセビが満開だった
かわゆい花だ
今日はここまで。
次回のうPは一回だけの飛び込みで「やっちまった課」になる予定です。