箱根と深海魚の旅part14
~雨と頭痛とスカイライン2~
本編の前に我が家のプチネタ。
今日のお題は「ももた、寝る前のあれこれ2」です。
ようやっと今日の寝場所を決めたっぽいももた。
キャリーバッグに納まるももた
今はここが落ち着くぅ~
でもたぶん。
夜中のうちには、また寝場所を移動すると思われ。
ちゃんちゃん。
旅行2日目、午前9時過ぎ。
芦ノ湖スカイラインを爆走中だ。
肌寒く、風が強く、雨がぱらつき。
当然空はどんよりしてるんで、眺めなんてよくはなく。
おまけに頭がじわじわ痛いというかなりの悪コンディションだが。
せっかく愛媛の田舎からこんなとこまでやって来たわけなんで。
がんばって出来るだけ楽しまなくてはな。
…杓子峠から2㎞ほど走り。
赤い鳥居が見えたところで、車を停める。
命之泉(みことのいずみ)神社と言うところらしい。
なんでも東征中の日本武尊(やまとたけるのみこと)が、ここで水を飲んでひとやすみされたとかしてないとか。
ついでに脚気なんかも治ったとか治ってないとか。
約1900年ほど昔にあったことかなかったことか分からないようなことなんで、まったく定かじゃあありませんが。
まあ昔っから、きれいな水が湧き出てる場所ってことでは、地元に知られてるとこではあったのかもしれん。
「命之泉」の石碑
トバしてたら見落とすかも
いわれとか書いてある
読みたい人は読んで
今も水は出てるんだが
飲用不可なんだそうだ
水場は特に水をくみやすくしてあるわけでもないんで。
ここでは手をしゃばしゃばするだけにしとく。
…もう少し走り。
今度は三国峠の駐車場に車を停める。
「三国」というのは通常三つの国にまたがる場所に付けられた名前だ(でもまあたいていの場合、「まさに三国の境界が接してる場所」からはかなり離れてはいる)。
なので「三国峠」は全国あちこちに散在している。
一番有名なのは北海道の三国峠かな。
北見・石狩・十勝の三国の境界付近にあたる(と考えられていたところ)らしい。
以前は「三国峠」と言えば新潟と群馬の県境にあるやつがその筆頭だったようだ。
そちらは信濃・越後・上野(こうずけ)の三国の境界付近にあたる(と考えられていたところ)らしい。
車を停める
他に車の影もなし
一応押さえておくところ
視界はよくない
年季を感じさせる立体地図だ
見えるハズの景色が分かる
晴れてたらこんな景色だった
撮影:ちゃんたつ様感謝です
さらに走る。
湖尻峠のところでいったん芦ノ湖スカイラインとはバイバイ。
箱根スカイラインの方に入っていく。
湖尻峠の交差点
写真では分かりにくいと思うが
四叉路になっている
ここは1972年に開通した有料道路(ただし夜間は無料)。
われわれは芦ノ湖の方に下りていくわけではなく、御殿場市の方に向かって行く。
2㎞ほど走り、箱根芦ノ湖展望公園でまた車を停める。
いつしか雨は強くなっていて、本降りに近いくらいになっている。
「こんな予報じゃなかったのにぃ」と妻。
こりゃあ雨男・雨女のどっちなんだろうな。
雨の中、防水じゃないカメラを体でおおうようにして、旅読だけ外に出る。
道の左右はひろ~く開けていて、天気さえよければ気持ちよ~く辺りが見晴らせる場所であろうことはよく分かる。
小走りで動き回り…。
とりあえず必要だと思われる撮れ高を確保していく。
展望公園の標示
見えてる上方の段が
景色を眺められるところだ
これが見えるハズの景色
芦ノ湖がバッチリきれい
でもってこれが実際の景色
まあ一応見えてはいる
何とか見えた海賊船
「クイーン芦ノ湖」だと思うんだが
遠目なんでよくは分からん
…さて、もう一走り。
この公園から箱根スカイラインの端っこまでは残り3㎞ほど。
空は曇ったまま、雨は小降りのまま、頭は痛いまま(ズッキンズッキンするほどひどくはない)だったが。
一台でのんびり走れたし、そこそこに楽しくはあったんでまあよしとする。
…いずれはリベンジしたいんだが。
そんな機会があるかなぁ~。
今日はここまで。
次回のうPは今回の続きの旅日記の予定です。