箱根と深海魚の旅part12

~一里塚とスカイウォーク~

 

 

 

 本編の前に我が家のプチネタ。

 

 今日のお題は「ももた、妻のひざでくつろぐ」です。

 

 お題そのまんま。

 

 妻のひざの上でなが~くなって、うたたねぶっこいていたところが。

 

 写真を撮られそうになってることを野性のカンでキャッチ!!

 

 あわてて頭を起こしたところをパチリ。

 

なんなんですかぁ~??

あとでモデル料ちょ~だいよ

 

 いいから君はねんねしてなさい。

 

 ちゃんちゃん。

 

 

 

 閑話休題。

 

 旅行2日目の朝、駿河湾沼津SA(上り)。

 

 朝食を済ませ、身支度をし、SAで適当におみやげを買い(詳細はまたいずれ)、午前8時前に出発。

 

 今日のメインは箱根方面の観光。

 

 かっこいい富士山の姿をいっぱい拝みたい!!、と思っているのだが。

 

 今のところ雨こそ落ちていないものの、空は全面分厚い雲におおわれている。

 

 だが、多少の相違がある各社の天気予報を総合すると今日の予報は曇りであり、これから天気は次第によくなっていくハズ。

 

 なので、富士山を見れるチャンス十分にあり、とこちらは踏んでいるんだが。

 

 まあ最終的には神様のお味噌汁だ(神のみぞ知る)。

 

 新東名から伊豆縦貫を経て国道1号線へ。

 

 20数分のドライブで「笹原一里塚」にと~ちゃ~く。

 

 ここで皆さまご承知の「一里塚」についてちょこっと解説。

 

 江戸を起点として、主要な街道沿いに、一里(3.9km)ごとに設置された道標。

 

 具体的には道の両側に、人の身長ほどの高さの土盛りを作り、てっぺんにエノキや松などを植えたもの。

 

 現在ほとんどの塚は取り壊されてしまい、せいぜい一里塚があったことを示す石碑とかがあちこちに残されているくらいだ。

 

 「塚」なんだから、そのままにしといたら道路の拡張はもちろん、新たな建物とかも建てられないじゃまっけなものなんで。

 

 至極当然の成り行きではあるんだが。

 

 …というわけで。

 

 現在まで「塚」が残ってるところは結構貴重であり、道の両側の「塚」がどちらも残ってるところなどはさらに貴重なのだ。

 

箱根旧街道の立て看板

箱根八里の区間をそう呼んでいる

 

 この立て看板の横に車数台分のスペースがある。

 

 ただ、個人の土地を好意で使わせてくれてるだけかもしれんので、長時間駐車するのはオススメしません。

 

道しるべがある

「こわめし坂」の名前がおもしろい

 

 旅人がここのすんごい急坂をえっちらおっちら歩いて行くうちに、はーはーぜーぜーとなって。

 

 持ってるお弁当のおにぎりとかが、汗と体の熱気のために、蒸されたような状態になってしまい、柔らかいおにぎりがすっかり「強飯(こわめし)」のようになってしまうからってことで。

 

 「こわめし坂」と名付けられたらしい。

 

 まあ、そんくらいに越えて行くのが大変な坂だったってことだろう。

 

箱根旧街道の石碑

古いものではない

 

箱根八里記念碑

大岡信の詩がステキだ

 

 森の谺(こだま)を背に

 此の径(みち)をゆく

 次なる道に

 出会うため

大岡信(おおおかまこと)

 

 大岡信はここ三島市出身の詩人。

 

 さっき本棚を確認したら「折々のうた」シリーズを5冊ほど持ってた。

 

 この詩、なかなかにかっこいい!!

 

 すごく力強く、自分の道を突き進んでるって感じがする。

 

 フォークソングの歌詞みたいだ。

 

 別にこの詩は箱根八里のことをうたったものではないんだろうが、箱根のような山道を歩いてる詩だってことは間違いない。

 

 …バス停横の坂道をあがっていくと、すぐに細い石畳の道に変わり。

 

 いかにも旧街道って感じになっていく。

 

こぉ~んな感じ

石畳は昔のものではない

残念ながら

 

 この辺の下土は赤土であり。

 

 特に雨が降ったりすると路面がかなり滑りやすくなってしまう。

 

 草履だったらなおさらかな。

 

 そのためにこのような石畳が敷かれたらしい。

 

 300mほど歩いて石畳を堪能してから、引き返して一里塚を見てみる。

 

笹原一里塚の碑

後ろの土盛りが一里塚だ

 

これが土盛り

円周は10mぐらいか

 

 ここは日本橋から数えて27里ってところらしい。

 

 残念ながらここの一里塚は片側だけだ。

 

 まあ残ってるだけいいんだけども。

 

 江戸期に植えられた木は今はなく(当初は松が植えられていたらしい)。

 

 今あるのは明治期に植えられたエノキやカシなんだそうだ。

 

 …車に戻り、さらに東へ。

 

 すぐに「三島スカイウォーク」の主塔が見えて来て…。

 

 ちょっと迷った挙句、一応近くまで寄っていってみることに。

 

道路側からはあまり見えない

近寄ってみるものの…

 

せいぜいこのくらいだ

橋桁部分は見えませぬ

 

 「三島スカイウォーク」は現時点での日本最長の人道吊り橋。

 

 正式名称は「箱根西麓(せいろく)・三島大吊り橋」。

 

 2016年にパチンコのチェーン店さんが観光目的でつくった橋だ。

 

 総工費は40億円。

 

 全長は400mで、それまでの最長だった「九重”夢”大吊橋」を10m抜くことになった。

 

 もちろん有料で、料金は1100円。

 

 「高い!!」と思うのは旅読だけ?

 

 今は8時45分くらいで、営業開始は9時からなのだが、9時にならないと駐車場も開けないらしく。

 

 門の前で、車を降りて係員らしき人に「何時になったら開くのか」と聞いている観光客らしき人もいた。

 

 …ということで。

 

 もしも入場してたら、こんな風に見えてたらしい。

 

さすがにでっかい橋だ

富士山が見えてるのもいい

撮影:ringonome様感謝です

 

 まあ、料金だけのことはあると思うのか否かは人によりけりか。

 

 おまけをひとつ。

 

 スカイウォークのすぐ近く、1号線沿いに建てられてるので、道路を走ってるとイヤでも目にするやつだ。

 

ドラゴンキャッスルと言う

有料のアスレチックコースだ

 

 これは60分で4000円。

 

 まあ、お好きにどうぞってやつかな。

 

 

 

 今日はここまで。

 

 次回のうPは今回の続きの旅日記。

 

 箱根スカイラインを走って行く予定です。

 

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