箱根と深海魚の旅part2

~信楽高原鉄道乗ってみた1~

 

 

 

 本編の前に我が家のプチネタ。

 

 今日のお題は「ももたの寝る前の行動1」です。

 

 ももたの安眠場所は一発で決まったりはしません。

 

 たいていは何か所か移動し、それから本日のお休み場所が決まります。

 

 まあ最初に横になった場所から動かないってのは、よっぽど疲れてて、眠たくて眠たくてたまらん、ってときくらいでしょう。

 

ももた君、今日はここで寝るの

とか思ってると…

 

 ちなみに今、これを書いてるのは日曜の真昼間なんだが。

 

 旅読の背中のクッションの上で横になり。

 

 スースーお眠りになっとります。

 

 いい夢見ろよぉ。

 

 

 

 旅行1日目、午後1時15分。

 

 滋賀県の信楽駅にと~ちゃ~く!!

 

小さな駅だ

満開の桜の花と信楽焼のタヌキ

それと…

 

 トヨタの一人乗りEV、コムスが停めてある。

 

 最高時速は60㎞、原付扱いになるやつだ。

 

 満充電にするのに6時間、カタログ値では航続距離50㎞。

 

 街乗りにはこれで十分なんだよな。

 

 ただ。

 

 こいつ1台で原付なら4台ほど買えちゃうってのがなんともなあ。

 

 コホンコホン。

 

 信楽駅は「信楽高原鉄道」の駅だ。

 

 区間は信楽~貴生川(きぶかわ)間の14.7㎞。

 

 ごくごく短い。

 

 間にあるのは4駅。

 

 1987年にJR西日本の信楽線を引き継ぐかたちで、甲賀市、滋賀県の出資によって第三セクター鉄道として発足。

 

 ながらく債務超過の状態だったハズだが、現在では無事に解消されてるようだ。

 

 こういう、地方の経営規模のちっさなところが元気だってのはとってもいいこと。

 

 これからもがんばっていってほしい。

 

駅前の「桜のたぬ木」

か~な~り~のド迫力!!

こういうのいいねっ!!

 

 ちなみに信楽焼の土は、こういった巨大なモノを作るのにも適しているそうだ。

 

 たいていは信楽町観光協会の主催で、年に6回の衣装替えをしているらしい。

 

 これもがんばってってもらいたい。

 

切符売り場とちょっとしたお店(左側)

運行は朝の6時から夜の10時まで

ほぼ1時間に1往復だ

 

オリジナルグッズの販売

少しでも増収につなげようという

経営努力の表れだ

 

 行先板なんて、普通は廃品じゃないと出回ったりはしないもんだ。

 

 しかも1万円と決して安くはない値段なんだが。

 

 まあこれ以上安くすると製作のコストの方が上回ってしまうからなんだろう。

 

 …13:54の便に乗るべく、切符を買う。

 

 4駅先の紫香楽宮跡(しがらきぐうし)駅までで、料金は290円。

 

 市内電車に乗るのとそう変わらない感覚でいけるな。

 

 ちなみに終点の貴生川駅まで乗ると410円だ。

 

 改めての改札とかはないので、そのままホームへと直行。

 

 下を向いてずっと携帯をいじくってる学生風が一人ベンチに座ってるだけだ。

 

 こいつは観光客じゃないだろう。

 

 辺りの景色を適当にパシャパシャ撮りまくる。

 

鉄道沿線にも桜の花

うん、やっぱり桜の季節っていい

 

虹色たぬき、だと!?

各自専門のご利益があるらしい

「福寿」とかいいな(隠れてて見えません)

 

これでもかとタヌちゃんたち

この写真じゃ分からんと思うが…

 

 実はオス軍団に混ざって、ちゃ~んとメスのタヌちゃんもいる。

 

 葉っぱや布で股間が隠されているやつがそうだ。

 

 なんでオスの股間はむき出しでメスのは隠されているのかは、よ~分からん。

 

 ついでにメスのタヌキが持つ意味もよ~分からん。

 

 いろいろと意味不明なのだ。

 

巨大茶碗に急須

利休が信楽焼を愛したそうなんで

茶道の世界で信楽焼はメジャーだ

 

ここも生徒数の減少が悩みなのか

留学生を全国から募集してる

 

 陶芸を学びたいって子はそこそこいるとは思うんだが。

 

 著名な焼き物はいろいろあれど、その中から特に信楽焼をピンポイントに選んで。

 

 高校のうちから親元を離れて修行してやるぜって意志の固い子はかなり数限られるんじゃないかなぁ。

 

 まあ、希望者には宿舎もあって、その宿舎の「紫香楽ヴィラ」はかなりきれいそうだし、いろいろと補助もされるみたいなんで「自分は陶芸の道を目指すぜ」って子はぜひぜひ高校の選択肢に加えてみてはって感じかな。

 

 ちなみに、駅前の巨大タヌキの衣装デザインなんかもここの高校生が考え出したものらしい。

 

停められている車両

これに乗るのではない

 

 2017年に「SHINOBIーTRAIN」としてラッピングされたやつだ。

 

 やっぱ甲賀忍者の甲賀市だからねっ。

 

 渋めの図柄がなかなかにカッコイイ!!

 

 残念ながらこいつの運行は終了している。

 

 車両の再登板はあるにしても、たぶんラッピングの図柄は変えられるだろう。

 

 ちなみに。

 

 車両を製造したのはスバルの富士重工業で、エンジンは日産ディーゼルだ。

 

 軽油で走ってるんで、まあ、つまりは電車じゃないのです。

 

 気動車ってやつね。

 

今日の記念看板がある

後ろには当然タヌちゃんがいて

左の方には…

 

 「リサ・ラーソン展」!!!!

 

 これです、これ。

 

 何が「これ」なのかと言うと、実はこれから乗ろうかって気動車にリサ・ラーソン作品のラッピングがしてあるのだ!!

 

 この「リサ・ラーソン展」に便乗して?のラッピングであるらしいんだが。

 

 早く来い来いラッピング気動車。

 

 

 

 今日はここまで。

 

 前々回より再開した旅日記。

 

 次回のうPもこの続きをやっていく予定です。

 

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