思いついたらドラマ日和90

~攻殻機動隊Sを語ろう24~

 

 

 

 本編の前に我が家のプチネタ。

 

 今日のお題は「ももたと春の花3」

 

 スイセンをバックにして撮影。

 

ももた、すました顔

バンバンババババ…

分かる人いる??

 

スイセンのにおいをかぐ

どんなにおいなんかなぁ

 

 スイセンの中にはくっさいにおいのやつもあるからなぁ。

 

 水洗トイレ…なんつって。

 

 コホン…と、いうことで。

 

 ちゃんちゃん。

 

 

 

 閑話休題。

 

 「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」のレビュー24回目。

 

 第24話「孤城落日」についてやります。

 

 まずはすご~くおおざっぱなこの話の印象について書くとこなんだが。

 

 この話についてはあんま言いたくないなぁ。

 

 内容は「孤城落日」というタイトルそのまんまで。

 

 このアニメを公安9課寄りで見ている人(そうじゃない人はほとんどいないと思うんだが)にとっては。

 

 「これはないよぉ~、こんなことってないよぉ~」という感じだ。

 

 だけどまあ、これが世の中のリアルってもんかもしれん。

 

 

 

 今回の攻殻機動隊よもやま話は、ボーマ君について。

 

 言っちゃあ悪いが、公安9課の中心的な課員7人の中でいっちばん影が薄かったもんで。

 

 今の今まで紹介が遅れてしまった、スマソ。

 

EDの中の一コマ

左がボーマ君だ

(©神山健治/Production I.G)

 

 スキンヘッドで、バトーみたいな義眼(ただし赤色のやつ)。

 

 ごっつい体つきで、身長2mの大男だが、バトーのように派手な戦闘を繰り広げることがないため、戦闘能力はいまいち分からない。

 

 印象としてはごく穏やかそうな感じに見える。

 

 元は軍に所属しており、そのときは爆発物を仕掛けることを専門にしていた。

 

 電脳戦にもたけており、主にイシカワと組んで本部での情報処理をすることが多いように思える。

 

 動ける人数が足りないときには外にも駆り出されるって感じだが。

 

 その際にはパズと組まされることが多い。

 

 義眼であることもあって、たぶん義体化率はかなり高そうだ。

 

 

 

 24話のストーリーに移ろう。

 

 前回、セラノ氏の協力を得ることに成功し、薬島幹事長を追い詰める証拠を得た公安9課だったが。

 

 草薙が笑い男に化けてセラノ氏と接触していたことは、知らぬ間に薬島幹事長側に知られてしまっていた。

 

 すばやく先手を打って来る薬島陣営。

 

 テレビに、秘密組織である公安9課の存在をバラし、セラノ氏誘拐事件の犯人だと報道させる。

 

 公安9課という危険な組織があり、かなり行き過ぎた行動をとってるんで、これを野放しにしておいてはいけないよって宣伝するわけだ。

 

 またほかの大臣たちをも動かして、9課を武力排除することも可能になる特殊部隊規制法案を可決させる流れに持って行く。

 

マスコミはいつも情報の出どころを

秘密にしてくれるんで扱いやすいのだ

(©神山健治/Production I.G)

 

 証拠を携え、退院したばっかりのトグサとともに、閣議中の総理大臣に凸する荒巻だったが。

 

 逆境を覆す一打にはならなかった。

 

これが総理大臣

サラリーマンみたいだ

(©神山健治/Production I.G)

 

 「今は国民とマスコミの言うことを聞いてやる」と総理大臣。

 

 つまり。

 

 薬島をすぐに処断することはせず、特殊部隊規制法案は通して、公安9課は取りつぶすってことだ。

 

 現実には国民の声なんか聞いてくれないってことが多いのに、こればっかりはすぐ聞いてやるのな。

 

 まあ正確には国民の声と言うよりも薬島の勢力がそれだけ脅威だってことなんだろうけども。

 

 「心配するな、君さえいれば、公安9課は再建出来るよ」というセリフは、総理の心の中の良心に対する言い訳のように聞こえる。

 

真剣な顔の荒巻

話し相手は草薙だ

(©神山健治/Production I.G)

 

 トグサの待つ車に戻った荒巻は。

 

 草薙に対して、課員たちを集合させることと「死ぬな、必ず生き延びろ」と最後の命令を下す。

 

 一刻も早く9課を亡き者にしたいと思っている敵側がすぐに武力排除にやってくることを予期しての言葉だ。

 

 敵側にしてみれば、あとで「抵抗して来たんでやむなく応戦しましたぁ」などと言い訳すればそれですむ話だからな。

 

 その後、二人は法務省に向かったものの、公安に跡をつけられ、逃げ回ったあげくに捕まえられてしまう。

 

空母上の敵側が戦闘用意している

ほぼ戦争ですね、これは

(©神山健治/Production I.G)

 

 「公安9課つぶし」に向かうのは海自の誇る特殊部隊「海坊主」(秘密部隊なので正式な名称はない)。

 

 思考戦車というのはタチコマのことで、先にぶっつぶせ!と言ってるので。こいつをかなり警戒してることが窺える。

 

 てか、9課のいろんな情報を持ってるくせにタチコマがラボ送りになってることも知らないのは片手落ちだと思う。

 

 …そして9課の本部に突入してくる。

 

 草薙をもってしても全然歯が立たなかった強化外骨格8体とともに。

 

公安9課の最後

爆発の瞬間だ

(©神山健治/Production I.G)

 

 戦闘が始まり。

 

 草薙たちは戦いながら司令室まで退き。

 

 自分たちの身代わりの簡易義体をそこに残して自爆装置を作動させる。

 

 一切躊躇なしの一連の行動だったので、9課本部が襲撃された場合のシミュレーションがあらかじめなされていたのに違いない。

 

 どこかの地下道のようなところで、残った5人のメンバーに向かい。

 

 荒巻の「生き延びろ」という最後の伝言を告げ、9課の解散を宣言する草薙。

 

 なお、この前に草薙はイシカワとパズにそれぞれ情報チップを渡し、「ここを出たら中の情報をメディアに垂れ流せ」という指示を出している。

 

最後まで凛としている

服装はエロいのだが…

(©神山健治/Production I.G)

 

 まずは2人で三方に分かれて逃げ、その後は各自ばらばらに潜伏するようだ。

 

 草薙とバトー、イシカワとサイトー、パズとボーマ。

 

 逃げている最中、バトーは草薙がいつもしている腕時計がないことに気づく。

 

たぶんバトーはふだんから

草薙のことをよく見てるんだろう

(©神山健治/Production I.G)

 

 レディースのアナログ時計だ。

 

 たぶん全身義体化してる草薙にとっては「自分は草薙素子なんだ」と言える、自分が自分である証なんだと思うんだが。

 

 今日に限ってはセーフハウス(隠れ家みたいなもん)に置き忘れて来たらしい。

 

 「大切なもんじゃねえのか」と言うバトーに「何熱くなってるのよ」と、どこまでもクールな草薙。

 

 地上に出たところで、「自分が生き延びることを第一に考えなさい」と言って後をも見ずに去って行く。

 

 …一方こちらはパズとボーマ。

 

 二人が分かれたところですぐにボーマが捕まり。

 

 パズも草薙行きつけのバーに寄ったところを捕まってしまう。

 

客はすべて公安の者たち

手が回るのがすごく早い

(©神山健治/Production I.G)

 

 だが。

 

 別にパズはちょっと一息つくためにバーに立ち寄ったわけではなかった。

 

 たぶん店に入ったときの「少佐の代理で来た、いつもの酒はあるか」という言葉は依頼を頼むときの合言葉のようなもんだったんだろう。

 

 公安が去ったあと、バーテンダーの男は、「いつもは少佐(草薙のこと)の依頼しか受けないんだけど」と言って、パズの残したタバコの吸い殻から草薙から託された情報チップを取り出す。

 

 パズ、ただではやられてないな。

 

 一夜明け…。

 

 自分のセーフハウスに戻って来たバトー。

 

 武器を抜き出し、どこかに戦闘に行くような構え。

 

このバトーの顔!!

なんだか晴れやかな表情だ

何か吹っ切れたらしい

(©神山健治/Production I.G)

 

 バトーがどこに行く気なのかは大体察しが付くんだが。

 

 あえてここでは書かないでおこう。

 

 ここでエンディング。

 

 おまけ。

 

 ラボ送りになったタチコマ一体の現在の様子が出て来るんだが。

 

 なんと老人ホームのようなところでせっせと働いていた。

 

なんと働きぶりはかなり好評

ニュースで9課のことを知る

(©神山健治/Production I.G)

 

 

 

 今日はここまで。

 

 次回のうpはたぶん今回の続きです。

 

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