思いついたらドラマ日和87

~攻殻機動隊Sを語ろう21~

 

 

 

 本編の前に我が家のプチネタ。

 

 今日のお題は「2018年3月17日のももた」プラスおまけです。

 

 まずはこれ。

 

生後半年ほどのももた

ボールをキープ中

今と顔が違って見える

 

 モフモフふわふわの毛がいっぱい伸びてて、目を隠してしまう勢いだ。

 

 …さてさて。

 

 おまけはローソンの「具!おにぎり」のシリーズ。

 

 これ。

 

「ポーク玉子」は去年から出てる

問題は右のやつ

 

具がどっさり!!

しかもうまい!!!!

 

 4月2日に発売されたばっかしで、名前も「まるで明太のり弁」。

 

 上の写真は袋を開いたところだが。

 

 具が豪快におにぎりからはみ出してしまっとる!!

 

 おかかご飯のおにぎりに、ソースのかかった白身魚フライ、ちくわの磯辺揚げ、玉子焼き…それに明太。

 

 このおにぎり1個で、すんごい満足度だ!!

 

 もともと「のり弁」大好きな妻も大喜び。

 

 これはもう即リピ確定っ(実際にこれを買った翌日にまた買いに行きました)。

 

 

 

 閑話休題。

 

 「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」のレビュー21回目。

 

 第21話「置き去りの軌跡」についてやります。

 

 第20話から連続したお話。

 

 笑い男事件を追っていて、厚生省の闇の部分に触れ、重傷を負うことになったトグサ。

 

 今回のお話は残りの9課メンバーによるトグサの弔い合戦と言ってもいいのかな。

 

 村井ワクチン接種者リストを送り付けたのは今来栖ということになってるが。

 

 悪者がそうそう改心したとも思えないし、自分のやって来た悪事を今さらしゃべることなどなおさらありそうにはないんで。

 

 ここらへん、笑い男がかかわっているんじゃないかって感じがするなぁ。

 

 …と旅読の「ゴーストがささやいて」おります。

 

 あ、あと。

 

 ちょっと人を選びそうな過激なリョナ場面がほんの少しあるので注意です。

 

 そういうのが嫌いな人、特に女子がそういう目に遭うことがイヤな人には早送りか回避推奨です。

 

 

 

 今回の攻殻機動隊よもやま話は「パワードスーツ」について。

 

 このアニメの中では「強化外骨格」と呼ばれてるヤツだ。

 

 名称はほかにも強化服、ロボットスーツ、アシストスーツなど、さまざまなものがある。

 

 人間が搭乗して操作するロボットとの区別がいまいち分かりにくい。

 

 とりあえず本来の「パワードスーツ」というのは、それを「着用」することによって、乗り込む人間の運動能力等を大幅に底上げしようというものだ。

 

 つまり「パワードスーツ」によって、人では持ち上げられないような物を持ち上げたり、それを軽々と運んだり、すごい速さで走ったり、長い距離をジャンプしたり、そんな運動を何時間でも疲れることなく続けることが出来たりと。

 

 まあ、そんなことが出来るようになるわけでありますね。

 

 現実世界でも、パワードスーツの研究は進められており。

 

 軍事目的以外でも、荷物の積み下ろしや運搬、医療や介護施設での力仕事の支援、お年寄りや障がい者の動作等の補助などの場面において、実用化が期待されている。

 

 そういや「エイリアン2」でシガニー・ウィーバーがエイリアンと戦うのに使ったパワーローダーも。

 

 もともとの役目は運搬用だったんだっけ。

 

「エイリアン2」より

これも立派なパワードスーツだ

(©J.キャメロン/20世紀フォックス)

 

 今回の話では。

 

 敵役であるマトリの親分安岡が、海上自衛軍の303式強化外骨格に乗り込んで、公安9課の面々と戦うことになる。

 

 果たしてどうなるか??

 

 

 

 21話のストーリーに移ろう。

 

 20話の最後で重傷を負い、街の中で意識を失って倒れたトグサ。

 

 まだ息のあるうちに病院に担ぎ込まれはしたんだが、予断を許さない状況だった。

 

結局誰かが通報したんかな?

心のある人はいたんだ

(©神山健治/Production I.G)

 

 手術室に押し入る草薙。

 

 いつものクールな草薙素子もいいんだが、負傷した部下のことが気が気でなく、いつものクールさなどどこへやらで、あわてまくっている草薙も人間らしくってとてもいい。

 

 トグサは残った意識を振り絞るように「少佐(草薙のこと)…俺の記憶を見て下さい…やっぱり厚生省でした…頭、撃たれませんでしたよ」ととぎれとぎれに話し、気を失う。

 

 病院に無理を言って手術中のトグサから記憶を引き出してもらい、9課の面々はトグサと記憶の共有を図る。

 

 やっぱり一番感情をあらわにしたのはバトーだった。

 

マトリの見境ない行為に

腹を立てるバトー

(©神山健治/Production I.G)

 

 9課の行動開始。

 

 引き続き記憶の解析を進める者と今来栖の元へ向かう者とに分かれる。

 

 マトリの捜査に加わらせてもらえないことに憤るバトーに「頭を冷やせってことだろ、いい判断だよ」と声を掛けるイシカワ。

 

 一方、そんな課員たちの動きとは別に厚生省の医薬局長の元へ揺さぶりをかけに行く荒巻。

 

右が医薬局長の男

政府ともつながっている

(©神山健治/Production I.G)

 

 で、こちらは今来栖の家。

 

 マトリの方が9課よりも先に到着していた。

 

 どうやら今来栖はいなかったらしい。

 

 マトリ班長の安岡は居間のソファーにふんぞり返って、局長と連絡を取り合う。

 

 顔の一部はトグサの銃弾によってえぐられてしまったハズだが、もう治ってしまってる。

 

 バンソーコーみたいのが唯一残る傷跡か。

 

安岡が言ってるのは9課のこと

格下に見ているな

(©神山健治/Production I.G)

 

 平然とした態度の安岡だが…。

 

 局長に「以前よりお願いしていた例のモノ(海自の303式強化外骨格のこと)」を要求しているあたり、容易ならざる相手である認識はあるんだろう。

 

 草薙たちが今来栖邸にやって来たときには…。

 

 既に家全体が細かくぶち壊されてしまっていた。

 

 ここから先は9課とマトリとの競争だ。

 

 今来栖の使う通信を傍受するべく、イシカワは今まで何かと恩を売って来た米帝の通信衛星網を使う。

 

 もちろん外務省の承諾を得なくてはならないが、それは荒巻の役割だ。

 

 そのころ、当の今来栖は…。

 

ここはどこかのホテル

左に座ってるのが今来栖

(©神山健治/Production I.G)

 

 どうやら今来栖は自ら家を抜け出して逃げたのではなく。

 

 なんと笑い男が今来栖を拉致していたらしい。

 

 今、今来栖が話してるのは笑い男なのだが。

 

 正確には笑い男が電脳をハッキングしたホテルの男を通じての会話だ。

 

 「私に何をやらせたいんだ」と聞く今来栖。

 

 「自らの意志で事実を公表してください」と答える笑い男。

 

 「だがあなたの証言だけではまだ不十分だ、出かけて来るので戻るまで絶対に部屋を出ないように」と言って、どこかに行ってしまう。

 

 だが「絶対にするな」と言われたことは「絶対にやってしまう」という法則があるので。

 

 ホテルを出て、たぶん政府の要人の一人らしいやつに連絡をとる今来栖。

 

 もちろんその情報はすぐに局長に伝えられてしまうが、同時に9課が張っている通信衛星の網にも引っかかり、草薙たちよりもちょっとでも現場に近い本部からバトーがヘリで急行。

 

ヘリから降下するバトー

今来栖の部屋に直接飛び込む

(©神山健治/Production I.G)

 

 …と、同時にマトリの連中もやって来ていて。

 

 今来栖を確保したものの、挟撃にあって身動きがとれなくなってしまう。

 

 そこに駆けつける草薙。

 

 サイトーとパズが一緒にいたハズだが、たぶん二人には狙撃の任務を任せ、とりあえず自分一人で乗り込むことにしたんだろう。

 

草薙が頼もしく見える

さっすが頼りになる姐さん

(©神山健治/Production I.G)

 

 草薙の応援を得てなんとか退路を確保、今来栖を背負ってとんずらしようとするバトーたちだったが。

 

 そこに安岡の乗った強化外骨格が立ちはだかる。

 

 すばやく状況把握をする草薙。

 

 バトーでは強化外骨格を止められないと判断し、上官命令だ!と言ってバトーに今来栖を連れて脱出するように言う。

 

これが強化外骨格

いかにも強そうだ

(©神山健治/Production I.G)

 

 この強化外骨格、圧倒的な火力、結構身軽な動き、その割にものスゴイ頑丈さを供えており。

 

 数度の交戦で草薙を制圧してしまう。

 

 片手で草薙の頭部を握って持ち上げ、好きなように痛めつける安岡。

 

 …と、そこに響く銃声2発。

 

 強化外骨格の一部がへこみ、安岡が倒れていく。

 

 ちょうど間に合ったサイトーのスナイパーライフルだ。

 

 起き上がった草薙は「サイトー、そいつをよこせぇ」と叫ぶ。

 

 「やられたか?」と思ってしまうほどだったんだが、草薙の肝心の電脳部分を守っている外側の部分は超頑丈に出来ていたらしい。

 

ライフルを突きつけられて

初めて安岡があわてる

(©神山健治/Production I.G)

 

 安岡を見下ろし、何度も銃を撃つ草薙。

 

 丈夫な強化外骨格に守られている安岡に致命傷を与えることは出来ないが、自分を含めた9課全員を代表して怒りをぶちまけているって感じだ。

 

 このときの草薙を「狂気に満ちている」などと思った人もいるようだ。

 

 旅読はちょっと違うかな。

 

 一方のバトー。

 

 今来栖をヘリで移送しようとしていたのだが、ちょっと目を離したスキに今来栖はその場を離れ、戻って来た笑い男(本人らしい)と話していた。

 

 気付いたバトーが「二人とも動くなよ」と銃を構え、近づいていったのだが。

 

 すぐ目の前、というところで今来栖は何者かの放った銃弾によって倒れてしまう。

 

 走り去っていく車。

 

 虫の息で「笑い男…それが…お前の正体か」と言う今来栖。

 

 「笑い男だと…どういうことなんだ」と立ち上がるバトーに。

 

 黙って村井ワクチン接種者リストの原本を渡す笑い男。

 

右が笑い男

持ってるのがファイルだ

(©神山健治/Production I.G)

 

 やっぱり笑い男の正体は。

 

 第11話でトグサが授産施設で出会ったアオイ少年だったみたいだ。

 

 だが既に。

 

 バトーの電脳は笑い男によってハッキングされており。

 

 その目に笑い男の姿は見えなくなっていた。

 

 バトーが「どこなんだぁ~」と銃を空に向かって乱射するところでエンディング。

 

 

 

 今日はここまで。

 

 次回のうpはたぶん今回の続きです。

 

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