思いついたらドラマ日和73
~攻殻機動隊Sを語ろう07~
本編の前に我が家のプチネタ。
今日のお題は「ももた、空中キャッチ!?3」とおまけです。
さてさて、ももたは無事にボールをキャッチ出来たのか。
引っ張って来たんですが、その答えはこちら。
残念無念、失敗です!!!!
落としたボールに歯をむくももた
失敗したことで腹が立ってるのか、単にまだ口が閉じれてないだけのことなのか。
その辺のことは分かりません。
次は見事にキャッチしてるとこ、出してあげるからね。
おまけ。
つい先日終了した、ローソンの盛りすぎチャレンジの続き。
実はこんなのもゲットしてましたぁ。
ゲット出来たやつその2
盛りすぎがうれしすぎ!!
シーチキンマヨのおにぎりとバスク風チーズケーキ。
どっちもうまかった。
盛りすぎがうれしすぎ!!
閑話休題。
アニメ「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」のレビュー7回目。
今回は第7話「偶像崇拝」。
「笑い男事件」のことはいったん脇にのけといて。
とりあえず別件です。
ではではその話に移る前に。
今回も攻殻機動隊よもやま話、いってみよう。
今回はヒロイン、草薙素子についてのいくつか。
草薙は脳と脊髄の一部以外はすべて義体化してしまっている、全身サイボーグ。
幼少期に事故に遭い、生き残るためには全身を義体化する以外、方法がなかったらしい。
そのため、現在に至るまで、発達段階に合わせて何度か義体を換装して来ている。
身長は168㎝、9課の野郎どもの中に混ざると小柄だ。
だが、任務のためには多少小柄の方が都合がいいことが多いらしい。
年齢は25歳。
軍に所属していた経歴をもつため、9課の中では「少佐」と呼ばれることが多い。
性格は実にタフでクール。
義体を自在に操っての戦闘能力はもちろん、判断力・決断力にも並々ならぬものがあり、現場を仕切るリーダーの役割を任されている。
あと、ハッキングの技術もかなりのものだ。
実質9課の中では課長に次ぐナンバー2の位置にいる。
で。
胸開きの広い、超ハイレグのボディスーツをはじめとした、どう考えてもちょっと場違いなエロエロ衣装についての旅読なりの回答だが。
戦ってる敵の視線を「そこ」に集めるっていう、戦略的なねらいのほかには。
草薙素子は単に自分が作戦行動をしやすい服装をしているだけ、その服装をだれがどんな目で見ようが彼女自身まったく気にしていないんじゃないか。
といったことが考えられる。
つまり。
彼女が無神経な女だからってわけじゃなくてですね。
ごくちっさな頃に脳だけの存在になってしまい、以来ず~っと義体に包まれた格好で生きて来た彼女にとっては。
ふだんの状態(義体でいること)が既に服を着てるのとおんなじ感覚なのであり、その上からさらにどんなモノを身に付けようがたいして気にならないんじゃないかと。
かように思うわけなのであります。
ということで、ストーリーに移ろう。
とある国の革命の中心人物であり、これまで何度も暗殺の危機を潜り抜けて来た英雄であり、麻薬の密売王でもあるマルセロという男が来日。
9課は政府からの依頼を受け、マルセロが来日して来た理由を調査することになる。
これまでもちょくちょく来日してたようなのだ。
空港で待つ草薙(左)と監察官
(©神山健治/Production I.G)
監察官というのはよく分からんが、対象を観察して得たデータを今までの記録と瞬時に照合し、総合的に判断を下す専門家らしい。
その監察官の判定によれば。
まぎれもなくマルセロ本人だということだった。
空港からの尾行はトグサが行い、潜伏先と見られるホテルの特定に成功。
パズとボーマもホテルに向かうも、マルセロのいる階の予想は出来たものの、どの部屋にいるかまでは特定出来ず。
ここはタチコマ(小型の多脚戦車だが、いろんな任務をこなすことが出来る)の出番だ。
ヘリの下部に逆さまに張り付いていたタチコマは、ホテルの上空からバトーを乗せたまま落下する。
夜のビル街に落ちて行くタチコマ
パラシュートも何も持ってないのだが…
(©神山健治/Production I.G)
タチコマは落下しながら強靭なゴムのような特殊ワイヤーを何本も発射し、ビルの側壁にふわりと張り付く。
さながらクモのよう。
そしてホテルの中をスキャンして、なんなくマルセロの居場所を突き止める。
赤外線カメラみたいな感じだが
人の姿までよく分かる
(©神山健治/Production I.G)
部屋の中には5人。
マルセロと隣に女、向かい合って男が一人とその隣に女。
立ってるのは見張りの役割だろう。
マルセロと会ってるやつはだれなんだ??
草薙はメイドロボットの電脳をハッキングし、メイドロボットの視点で部屋の中を確認する。
電脳世界サマサマだな
捜査の手段が多様にある
(©神山健治/Production I.G)
もう一人の男の正体が判明。
日本国内の電脳麻薬(そんなモノまであるのか!)を取り仕切ってるヤクザの幹部なのらしい。
と、そこへ。
マルセロではなく、このヤクザの方を追っかけていた警察がよりによってこのタイミングで踏み込んでくる。
いや~なブッキング
巡り合わせが悪かった
(©神山健治/Production I.G)
すぐに始まる警察とヤクザのバトル。
マルセロのことを警察にかぎまわられたくない9課は、警察の邪魔をしない代わりに警察を助けることもしないという方針をとる。
結果…マルセロとヤクザの幹部は逃走。
ちなみに部屋でマルセロとヤクザの隣にはべっていた女はただのコンパニオンとかではなく。
戦闘能力を高めるべく義体化を施されていた護衛だったようだ。
…ということで。
ハイウェイを逃走するマルセロとヤクザの車。
すかさずトグサがあとを追うが、途中で追跡に気付かれ、逃げられてしまう。
それでも…。
9課の情報処理能力を総動員して、マルセロがこれから向かうであろう目的地を特定する。
ちなみに端末を操作しているのは
ロボットであって人間ではない
(©神山健治/Production I.G)
マルセロが逃げ込んだのは郊外にあるでっかい資材倉庫だった。
さっそく草薙とバトーとトグサが乗り込んで行く。
その中はジャミングがひどく、連絡が取りにくいのでいきおい単独行動になったのだが…。
いきなり草薙を襲って来るマルセロ。
それをなんとか片付け(気絶です)、ほっとする草薙の背後から。
転がっているのはマルセロ
襲って来たのは…
(©神山健治/Production I.G)
草薙を締め上げて来たのは…。
なんとマルセロだった!!
マルセロが二人いる!!!!
これもなんとかやっつけ(気絶です)、受信状態の悪いなか、バトーとトグサに連絡をとると。
…なんと二人もそれぞれに「マルセロ」を捕まえていた!
奥へ奥へと進んで行った草薙は、そこで培養液に浸された何人もの「マルセロ」を発見する。
オリジナルであるらしきマルセロの体は一番奥にあり、大仰な機械にがっちりと固定されていて、その体からは何本ものコードが突き出されていて。
今はもう生きてはいないようだった。
とにかくここでマルセロの複製が
たくさん作られてたのは分かる
(©神山健治/Production I.G)
草薙は「ゴーストダビング装置」とつぶやく。
ゴーストって不可思議なモノは解析不能であったハズだが、コピーとかすることは出来るんだなぁ。
マルセロが日本にときどきやって来ていた理由は、現在進行形で使われているマルセロの体が、ストックされているマルセロコピーのメモリーをアップデートしてやるためだったらしい。
完全に本人になるためには記憶の齟齬とかあったりしちゃだめだからね。
9課はつかんだ情報を秘匿した
なんでかは、まあお察しだ
(©神山健治/Production I.G)
マルセロの帰国を見送る草薙とバトー。
「不死身の英雄が人形だって分かったら、信じてついて来てる国民はどうなる」とバトー。
「名ばかりの英雄より、夢を与え続けてくれる人形の方がいくらかマシだとわたしは思うけど」と草薙がつぶやいたところでエンディング。
草薙はこういう表情が多い
横顔で語る、だ
(©神山健治/Production I.G)
今日はここまで。
次回のうpはたぶん今回の続きです。