思いついたらドラマ日和68

~攻殻機動隊Sを語ろう02~

 

 

 

 本編の前に我が家のプチネタ。

 

 今日のお題は「ももた、とってこ~い3」

 

 …というわけで、赤いボールを無事にゲットしたももた。

 

 安定のドヤ顔をしとります。

 

や、やりましたぁ~

ぼく、すごいでしょ!!

 

 目がキラキラですっ!!

 

 ちゃんちゃん。

 

 

 

 閑話休題。

 

 今日はアニメ「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」の第2話「暴走の証明」を中心にして、つらつら語っていきたいと思う。

 

 ネタバレしてます。

 

 今日のストーリーに入る前のお話は「タチコマ」について。

 

 このアニメシリーズの看板キャラと言ってもいいやつなんだが。

 

 このアニメにおいては多脚戦車と呼ばれる兵器で。

 

 まあ、ざっとクモみたいな形をしております。

 

この青いやつがタチコマ

今は草薙素子が乗っている

(©神山健治/Production I.G)

 

 大きさだが、背は大人よりも低く、長さ幅とも2mほどしかなく。

 

 「戦車」と呼ぶにはいささか小さい。

 

 三本指の手(マニュピレーター)が2本ついていて、これは携帯ゲーム機で遊べるほどに精密な動きが可能。

 

 左右2脚ずつの足で歩いたり飛び跳ねたりなど出来るほか、タイヤ走行もすることが出来る。

 

 たぶんその軽快な動きを可能にするためだと思うが、装甲は薄く、せいぜい小口径のライフル弾くらいしかはじき返すことは出来ない。

 

 お尻のところからは空気に触れると瞬時に硬化し、ぶら下がることも出来る特殊なワイヤーを発射する(クモそのものですやん)。

 

 乗員は一人だが、AIを搭載してるので自立行動することも可能。

 

 …て言うか、任務などと関係なく普通に日常会話をすることが出来るし、タチコマ同士で冗談を言い合ったりしてるので。

 

 これはもうかなりムダに優秀なAIが組み込まれてるに違いない。

 

 「タチコマ」という名前についてだが。

 

 「タチ」の方はイマイチはっきりとはしてないのだが、「コマ」の方は「駒」から来ていて、つまりはお馬さんてことだ。

 

 このアニメシリーズから人気が出たタチコマは主人公の草薙素子並みにたくさんフィギュア化模型化され、さらにはタチコマ主演のアニメ、タチコマ視点の攻殻機動隊の本、タチコマのイメージCDまでが作られることになった。

 

なぜかバトーとは仲良し

指定外の天然オイルを与えられる

勝手なことしていいのか!?

(©神山健治/Production I.G)

 

 …タチコマについては今はこのくらいで。

 

 ストーリーに入っていこう。

 

 ある日、剣菱重工の多脚戦車の試作車が突然暴走を始める。

 

 仲間の多脚戦車を大破させ、施設を飛び出して行く。

 

手前が暴走した戦車

このあと仲間の戦車を攻撃する

(©神山健治/Production I.G)

 

 剣菱重工の会社の大きさやこの戦車を正式採用しようとしていた経緯もあって。

 

 軍は積極的にかかわろうとはしない。

 

 ここは仕事人、公安9課の出番だ。

 

指示をしてるのは草薙

いつもながら素早い対応

(©神山健治/Production I.G)

 

 結局草薙がバトー(右の義眼の男)とタチコマ6機と一緒に出撃。

 

 トグサ&課長は上記の通りで、ほかにテロ組織の犯行の可能性を調べたり、道路上で狙撃したりするメンバーに分かれて行動することになった。

 

狙撃の担当はサイトー

ゴルゴ13のような狙撃のプロだ

(©神山健治/Production I.G)

 

 問題の戦車が射撃ポイントにやって来たのを見たサイトーは満を持してスナイパーライフルを撃つのだが。

 

 なんと弾を避けられてしまう。

 

 サイトーは狙撃する際に人工衛星とリンクして、射撃対象の位置などのいろいろな情報を得ているのだが。

 

 どうやら問題の戦車も同様に人工衛星とリンクしており、こちらの狙いを先読みしてしまうらしい。

 

 急いで、目視のみの射撃に切り替えようとするのだが…。

 

 戦車は煙幕を張り、うまうまとその場を逃れてしまう。

 

 どうやらいろんな防御能力を持っているみたいだ。

 

 誘導ミサイルなども、300mほどの距離があればジャミング電波を出してかく乱することで、90%もの高確率で回避してしまうらしい。

 

 容易ならない相手。

 

 邪魔とかしない限り、自らは攻撃してこないというのが救いだ。

 

次第に判明する事情

未来ならではの悲話

(©神山健治/Production I.G)

 

 実は…。

 

 問題の戦車を設計した若い技師は1週間前に死んでしまったのだが。

 

 友人の男が、その技師の最後の遺言により、なんと技師の脳と戦車とをつないでしまったらしい。

 

 天才的な才能を持っていたその技師は生まれつき体が弱く、生身の体のままでは長く生きられない、ということをずっと医者から忠告されていた。

 

 だが、彼の両親が「宗教上の理由」から息子の体をサイボーグ化することに断固反対したのだそうだ。

 

 その結果、医者の宣告よりはちょっと長生きしたものの、28歳の若さで亡くなってしまった。

 

 彼の思いはどんなだっただろう??

 

 …で、今や戦車と一体化した彼が向かっているのはどうやら両親が住んでいる家らしい。

 

 何のために、彼はそこに向かっているのか??

 

問題の戦車の最後だ

周りをタチコマが囲んでいる

(©神山健治/Production I.G)

 

 ついに問題の戦車は両親の家にたどり着き。

 

 なぜか避難していない(これも宗教上の理由なのか)両親が家の前に出て来る。

 

 そして彼が戦車の腕をぐ、ぐっと伸ばしかけたとき。

 

 すんでのところで追いついた草薙素子が戦車との直接リンクに成功、彼の脳神経を一瞬で焼き切る。

 

 …腕が止まり、戦車は完全停止。

 

 ああ…これで終わり…か。

 

 最後のシーン。

 

 問題の戦車の上で話す、バトーと草薙。

 

 「くそったれ、そこまで自分の親が憎かったのか!!」と吐き捨てるバトーに対して「違う」と言葉を返す草薙。

 

 一瞬だが彼の脳とつながったときに感じたらしい。

 

 「鋼鉄の体になった俺の姿を見てくれっていうような自慢とも復讐ともつかない奇妙な感覚」だったそうだ。

 

 バトー「やめとけ、それは錯覚だ」

 

 草薙「ならいいんだけど」

 

 そして最後にぽつり。

 

 「それを確かめるすべは二度となくなったゎ」

 

 …で、すかさずエンドロールが始まる。

 

エンドの最初にコレが来る

ハードボイルド素子さん

もうかっこよくてたまらん!!

(©神山健治/Production I.G)

 

 

 

 今日はここまで。

 

 次回のうpはたぶん今回の続きです。

 

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