思いついたらドラマ日和67

~攻殻機動隊Sを語ろう01~

 

 

 

 本編の前に我が家のプチネタ。

 

 今日のお題は「ももた、とってこ~い2」

 

 赤いボールを視認したももた、一瞬の間をおいてダッシュで突っ込んで来ます。

 

 最後はボールの手前数十cmからジャ~ンプ!!

 

ジャンプ中の一瞬です

目線は一点に集中っ!!

 

 はるか大昔。

 

 ワンコのご先祖たちもこうやって、獲物の小動物にとびかかっていったのかもしれん。

 

 

 

 閑話休題。

 

 これから、「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」について語っていきたいと思う。

 

 2001年10月から1年1ヶ月間放映されたSFテレビアニメだ。

 

 原作は士郎正宗さんで、「攻殻機動隊」の第一作が講談社から刊行されたのが1991年。

 

 既に30年以上も昔のことになる。

 

 で、当然このブログを書くにあたってアニメを見返しているのだが。

 

 さすがにアニメの絵柄にこそ古さを感じてしまうものの。

 

 OPの3Dアニメやストーリー自体にはちっとも古さを感じない!!

 

 いまだに公安9課のメンバーはかっこよく、草薙素子さんは服装こそ??だが最高にハードボイルドで、菅野よう子さんのOP・ED曲を聞くとやっぱりゾクゾクっとしてしまう。

 

 今回は第1話「公安9課」の話を中心に語りたいところだけ語っていきたいと思う。

 

 

 

 時代設定は2030年。

 

 第3次、第4次の世界大戦を経たあとの世界ってことになっている。

 

 日本は半分がた吹き飛ばされてしまっていて、現在の首都の位置は今の九州だ。

 

 科学技術、特にIT関連の技術は飛躍的に伸びており。

 

 (たぶん士郎正宗さんが初めてではないと思うが)パソコンとかのハードの助けを借りず、人々は直接ネットワークと接続出来るようになっている。

 

 人の脳の中の神経細胞に直接デバイスがつながっているからなんだと!!

 

 そんなことを可能にしてるのはマイクロマシンてものの力なんだそうだ。

 

 こんなことが出来るようにすることを「電脳化」と呼ぶ。

 

 ちなみに現実社会でも「電脳化」のような研究は実際に行われているらしい。

 

 今のところは障害をもった方をサポートするため、なんだそうだが。

 

 しょせんエゴのかたまりでもある人間のやること。

 

 どこで目的がすりかわるか分かったもんじゃねえぞ。

 

 …それはともかく。

 

 電脳化のメリットとしては、四六時中いつでも情報の検索が行えること、電脳化した者同士ならどんなに離れたところからでも常に意志の疎通が行えること、忘れたくない記憶や情報などを外部メモリーに保存しておけること…などなど。

 

 ドラレコ等カメラを通しての映像はなかなか見たまんまってわけにはいかないが、電脳化しさえすればその「見たまんま」の映像だってずっとずっと保存しておくことが可能になるのだ!!

 

 デメリットとしては、パソコンがハッキングされることがあるのと同様に、自分の脳がハッキングを受ける可能性が出て来た、ということが挙げられる。

 

 万が一にも脳がハッキングされたりしたら大変なことだ。

 

 人格等が消し去られる、記憶が改竄される、リモコン人形のように操られるなどなど、ハッカーに好き放題されてしまうのが確定してしまう。

 

 やっぱ世の中、いいことだけの話なんてないってことだよなぁ。

 

 …と。

 

 攻殻機動隊の世界についての説明は、今回はこれぐらいで。

 

 第1話について見ていこう。

 

これは冒頭の部分

蹴りを入れてるのが草薙素子

(©神山健治/Production I.G)

 

 いきなり見せてくれる。

 

 文字通り人間離れした身体能力で、犯人の一人にサマーソルトキ~ック!!

 

 そして「おまえらに正義はないぞ」とわめく犯人に向かって冷静に言う。

 

 「世の中に不満があるなら自分を変えろ、それが嫌なら耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らせ」

 

 くぅ~っ、かっこいい!!

 

 彼女がこのアニメのヒロインで主人公。

 

 彼女が所属する公安9課は政府直属の秘密組織であり、通常のやり方では解決出来ないトラブルなどを、超法規的なやり方によって解決するという。

 

 いわば政府お抱えの必殺仕事人なのだ。

 

本部から指令が入る

すぐに部下に指示を出すところだ

(©神山健治/Production I.G)

 

 なんでも料亭のロボット芸者たちがいきなり暴れ出し、会食をしていた外務大臣たちを人質にとって立てこもった、とのこと。

 

 草薙の絵を見てもらえば分かるように、一切口は動かしていない。

 

 つまり電脳化してるんで、この場合は草薙の脳から部下のバトーの脳に直接語りかけてるってわけ。

 

 現場に向かった草薙たちはすぐに現場を制圧、拘束されていた大臣たちを助け出すことに成功するが、ロボット芸者を操っていた犯人たちは自殺してしまう。

 

 結局犯行の目的などは分からず、草薙たちは手探りでそれを探り出そうとする。

 

部下の一人トグサは生身の人間

(電脳化はしている)

(©神山健治/Production I.G)

 

 今回は詳しくは触れないが、ここは体の一部をサイボーグ化することがかなり普及している世界。

 

 生身の体ではどう逆立ちしたところで、身体能力でかなり劣ってしまう。

 

 やはり焦りと言うか劣等感のようなものはあるんだろう。

 

 本部に戻ってから、一人射撃訓練に精を出すトグサ。

 

 そのトグサに向かい、草薙は「自分で出来ることで貢献すればいい」というようなことを言う。

 

 現場に戻って、事件の経過を振り返っていたトグサはあることに気付く。

 

一ノ瀬レポートというのは

まあ言ったら機密文書です

(©神山健治/Production I.G)

 

 外務大臣が、自分の持ち物でない、今回唯一犠牲となった男が持っていたハードケースをさり気なく持ち出していた!!

 

 それはつまりどういうことなのか…については詳しく説明しないが。

 

 結論だけ言うと、つまり今の大臣は脳の中身(脳殻と呼ぶ)を入れ替えられた別人である可能性があるってことだ!!

 

 そしてその大臣は…今しも空港から外国へ飛び立とうとしている!!

 

 急ぎ空港に向かう9課の面々。

 

大臣に待ったをかけるトグサ

おGさんは9課の課長さんだ

(©神山健治/Production I.G)

 

 独特な白髪の伸び具合いのこの課長さん。

 

 インパクトはバツグンだ。

 

 なかなかにスゴイ人なのだが、今回はその話はおいておく。

 

ニセ大臣の鞄の中

これが何かと言うと…

(©神山健治/Production I.G)

 

 トグサが考えた通り。

 

 ニセ大臣の鞄の中身は本物の大臣の脳殻(のうかく)だった。

 

 やはりだれかが大臣になりすまし、機密文書を海外に持ち出そうとしていたのだ。

 

 あやうくのところで、水際で処理出来た。

 

 とりあえず、一件落着。

 

これが9課の全員

EDの中のひとコマだ

(©神山健治/Production I.G)

 

 草薙素子以外は全員男。

 

 それはまあどうでもいいんだが…。

 

 草薙の格好だけが異様にエロエロだ。

 

 これはかなりの人がおんなじように感じるのじゃないかと思う。

 

 で、なんでこんな格好でいるのかってことだが。

 

 敵の視線をそっちにそらすためっていう戦略的な理由がひとつ考えられるんだが。

 

 詳しくはまたこれも後日に回そうと思いまぁす。

 

 

 

 今日はここまで。

 

 次回のうpはたぶん今回の続きです。

 

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