乙嫁語りに出会う旅part26
～2日目の夜とめかりPA～
本編の前に我が家のプチネタ。
今日のお題は「ももた、足の上でくつろぐ1」。
旅読はソファーに座り、コタツの上に足を乗っけて(行儀は悪いのだが)読書などしているところ。
ももたはその足の上に乗っかり、くつろいでおるところであります。
抱っこじゃないが、これもいい
おとなしくおさまってるんで、OK。
閑話休題。
旅行2日目午後6時前、福岡県田川市の道の駅おおとう。
イルミを堪能したあと、おにぎりとかをかる～くお腹におさめて。
今夜の車中泊場所に向かう。
まずは北九州市に抜けるまで、国道322号の山間部を北上。
20分ほど走ったところで道の駅があったんで車を停める。
今日の営業は終わってるだろうが、ずっと走ってるだけなのも単調なんで、退屈しのぎを兼ねての偵察だ。
道の駅「香春(かわら)」というところ。
部外者は読めんだろ～なぁ～。
「香春」というのは音の通りで、意味は河原とおんなじだ。
ただ。
「香」とか「春」とかいう漢字をあてた辺り、命名者が「河原は河原でも美しい河原なんだ」という気持ちをもっていたんじゃないかと推察することは出来る。
筑豊地域の一角らしく、鉱業とそれに関連した産業によって栄えて来た町らしい。
五木寛之の「青春の門筑豊篇」の映画ロケなんかが行われたようだ。
信介が田中健、織江が大竹しのぶ。
まっ、時代じゃのう。
さっそく見て回る。
道の駅の直売所や飲食コーナーは閉まっていたのだが、併設のラーメン屋さん「山小屋」はまだまだ元気に営業していた。
筑豊ラーメン発祥の地なんだと。
細麵の豚骨醤油味らしい。
こ～んなところです
石炭ソフトクリーム!!
次があったら食べてみよう
実際に入ってるのは石炭ではなく竹炭らしい。
たぶん石炭は食品添加物に認められないものなんだろう。
炭素だけじゃなく、硫黄などの不純物が結構含まれてるから。
顔出しパネル
なかなかツッコミどころが多そう
カッキーくんは、この町のイメージキャラ。
「カッキー」は絵の通りカキのことね。
この町の採銅所(地名、その昔奈良の大仏にもここから採掘された銅が使われた)の干し柿から生まれた干し柿の精、なのらしい。
しわだらけのしわくちゃでなくて、よかったね。
ニホンザルがいるのは、ここいらの山に結構な数が生息しているかららしい。
「竹の子王子」なんていう変なおっさんがいるが、これもタケノコがここいらの名産だから。
実在の誰かさんをモデルにしたっぽいルックスだなぁ。
…てことで、道の駅「香春」を出発。
連続トンネル区間を抜け、九州縦貫道に入り。
午後7時過ぎにめかりPAに到着～っ。
ここが今日の車中泊場所になる。
車を降りると風がビュービュー吹き抜けていて、体感がかなり寒い。
今日が特別なんじゃなくて、たぶん冬場にはここはこんなところなんだろう。
トラックのエリア、乗用車のエリアとも十分な空き。
立地的にイマイチなんだろうか。
…てことで辺りを探検。
こ～んなところです
翌朝に撮影したもの
下関側の夜景
なかなかきれい(伝わらんだろうけど)
唐戸市場があり、「はい!からっと横丁」の観覧車があり、高さ153ｍの海峡タワーがそびえている。
600円で行ける展望台は午後9時までやってるそうなんで、この日この時もあっちからこっち側の夜景を見つめてた人もいたことだろう。
関門橋
あまりきれいに撮れてない、スマソ
門司港レトロ付近
昨晩眺めてたところだ
PAの建物内へ。
ここのショップやフードコートは24時間営業している。
ご苦労様です。
まずはおみやげ関係をちょこまかお買い物。
詳細はまたあとで。
そのあとは展望デッキに上がる。
実はここにも「カンモンハート」があるのだ。
下関と門司港レトロ地区にちらばってる9つ(2024.2現在時点)の隠れハート。
旅読は今までに8つ見つけてきてるんで、これが最後のやつだ。
ステージみたく段になってるとこ
割と奥側にある
これがそうです
ちゃんとライトに照らされてる
これにて「カンモンハート」全完了っ!!!!
うむ。
…気分のいいところで、2階のフードコートでめったにやらない外食をすることに。
食べたのはこれ。
これ、いかにも福岡っしょ!!
まずいわけがない!!
肉ごぼ天うどん。
なんでもごぼ天うどんは福岡が発祥らしい。
結構薄味ではあるんで、関東人が食べたらこれ、物足らん感じがするんじゃないだろうか。
明太ごはん。
これも福岡がルーツの明太子。
普通にごはんと一緒に食べるだけでうまい!!
今回はあんまりこういうところで食べることのない妻もちょこっとお相伴。
もし次回があったら次回もこれでまったく問題はないんだが、ふく料理(ふぐではない)を食べてもいいかもな。
しばらくまったりしたのち、車に戻る。
9時半ごろ、就寝。
今日はここまで。
次回のうｐは今日の続きです。
