乙嫁語りに出会う旅part18

~大乙嫁語り展に行く!!4~

 

 

 

 本編の前に我が家のプチネタ。

 

 今日のお題は「ももた、冬の日のお庭」

 

 こんなの。

 

なかなかりりしい立ち姿っ!!

 

 なかなかに寒い日ではあったんだが、雪がちらついてるわけでもないんで、あんまり冬の日感はなかったかな??

 

 庭の芝生は全枯れしてはいるんだが。

 

 ちゃんちゃん。

 

 

 

 閑話休題。

 

 旅行2日目の「大乙嫁語り展」編の続き。

 

 はや4回目になるんだが、今回で終わります。

 

 

 

6人目の乙嫁パリヤ

読みたい人は読んで

 

 アミルやライラとレイリのような華やかさはなく、タラスやアニスのような艶っぽさもないパリヤ。

 

 けれども彼女には彼女にしかない強力な魅力があって。

 

 それは何と言っても「こんな子なら、ほんとにいるかもしれない」と思わせてくれるところ。

 

 ほかのヒロインたちには、はっきり言ってパリヤほどの現実味は感じられない。

 

 きれいな容姿、変わった性格や能力、複雑な環境などなど。

 

 フィクションだからこういうキャラも存在しうるんだろうなっていうところが多少あるのだ。

 

 パリヤは恥ずかしがりで、コミュニケーションが下手。

 

 思ったことを飾らずにぼろっと口に出してしまうため、人に真意が伝わりにくい。

 

 そんなこんなを自分でも意識し、「こんなんじゃあだめだ」と思いながら人と付き合ってるため、その様子がはたから見てとても不機嫌そうな感じに受け取られてしまう。

 

 すごく損をしてる子なのだ。

 

 本来のパリヤは優しく、とても賢い。

 

 今のところは上手にパンを焼く能力だけなんだが。

 

 まだ発揮されてないいろんな能力を秘めてるんじゃないかって気がする。

 

ウマルと並ぶパリヤ(右)

意識し合ってる姿が初々しい

 

 このパリヤの顔。

 

 隣のウマルは結婚相手として意識している男の子だ。

 

 このパリヤとよく似た感じの子、今までに何人か見て来たような感じがするんだよなぁ。

 

 「何を言ったらいいのか、どんな顔をしてたらいいのか」、どぎまぎしつつ、懸命にウマルとの会話をつなごうとするパリヤはひたすらかわいい。

 

 しかもその子は黒くふっとい眉がきりっと上がっている、いかにも気の強そうな顔つきをしてるというアンバランス。

 

 かわいさの2乗だ。

 

 パリヤの心のつぶやきがいじらしい。

 

 「私は結婚できればそれでいい」

 

 「でもこの人が相手だったら、たぶんもっといい」

 

 (「乙嫁語り」第9巻より)

 

突然パリヤにキスするウマル

責任、しっかりとってね!!

 

 この場面の前…。

 

 パリヤさんはそれこそ決死の覚悟で逆プロポーズをし。

 

 それに対してウマル君が、「いいよ」と思っていたよりもずっとずっとかる~く返事して来たもんで。

 

 不安でたまらないパリヤさんが何度も何度も「本当ですか?」と念を押し。

 

 それじゃあってことで、確約するよって意味でウマル君がキスをした、ってかたちだ。

 

 卒倒するパリヤさん。

 

 涙を流しながら倒れていく。

 

 ちなみにパリヤさんはめったなことでは泣かない女の子なのだ。

 

最新14巻から馬競べの章

読みたい人は読んで

 

 現時点での最新14巻のほとんどを占める馬競べのお話は。

 

 アミルの兄アゼルのかっこよさと、アゼルの嫁になるビケのまるで女王のような強さ・高潔さが描かれていくんだが。

 

 お話としてはとってもおもしろいものの、ここで旅読がほんとにかっこいいなっと思うのは人間よりもお馬さんの方。

 

 まあいくらたくましくてかっこよくても男キャラには惹かれないし、「たいしたことない男には触れさせてもやらないわよ」って感じのビケはあまりに高嶺の花過ぎるんで。

 

 それにしても走る馬はかっこいい。

 

右側がビケ

冷たい目をしている

それがいいって人もいるだろうけど

 

ビケを乗せて疾走する馬

ものすごい名馬であるらしい

金の輝くような馬だ

 

 …そのほかに気になった絵などご紹介。

 

これはニャンコ

なかなかにかわいい

 

 「乙嫁語り」には、馬以外にはあんまり動物たちと触れ合うシーンがない。

 

 せいぜいワシと触れ合うことがあるぐらいかな。

 

 ご覧の猫と触れ合ってるのはほんの数ページだけなのだが。

 

 その少ないカットの中で、猫のいろんな動きのあるポーズが描かれていて楽しい。

 

カルルクの姉のセイレケ

夫とイチャイチャ中

 

 中央アジアはイスラムの影響が強いようだ。

 

 女性の場合、帽子やスカーフに隠した髪は、夫である男性にしか見せない。

 

 コーランに「美しいものは隠すように」との教えが書いてあることがその根本理由になっているのだが。

 

 逆に言えばイスラム圏においては女性が髪を見せるってことは男を誘惑しているってことでもあるんで。

 

 髪を隠すっていうのは、女性を性被害から守るためでもあるんだそうだ。

 

 イスラム男はみんな髪フェチなのか!?

 

 まあ日本でも女性は髪を大切にしているし、そういう女性の「髪」に強く惹かれるって男も多いんだろう。

 

 旅読さんにゃあ、よく分かりませ~ん。

 

 森薫さんのコメントに「現在持てる黒髪表現技術の全てをつぎ込んで描いた」とある。

 

 

森薫さんの作画風景

ペンタブとかは使われてない

アナログばんざぁ~い!!

 

 森薫さんの作画スピードは「ぶっちぎりに速い」らしい。

 

 片方の動画では、お話をしながら、さらさらさら~と作画されていた。

 

 「字がきれい」って人も尊敬するんだが、「漫画がうまい」って人もほんとにうらやましいなぁ。

 

 前にもブログで書いたことがあるんだが、小学校の頃の休み時間、漫画のうまい友達のところに自由帳を持って行き、「〇〇を描いてくれ」と頼んで、そいつがさらさらさら~と描き上げるのを待ってたことなんかが思い出される。

 

 森薫さんの絵が描かれたサイン色紙を持ってる人がほんとにほんとにうらやましくてたまらない。

 

メッセージノート

感謝を一言だけ書きましたぁ

 

おみやげはマグカップ

現在使い倒してます

今もコーヒー飲んでます

 

 最後はやっぱりちょっとバタバタしてしまったが…。

 

 大乙嫁語り展編、ここまでとします。

 

 

 

 今日はここまで。

 

 次回のうpは今回の続き…ではなく。

 

 「やっちまった課」が2回ほど入る予定です。

 

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