乙嫁語りに出会う旅part14
~小倉駅、見て歩きっ!!~
本編の前に我が家のプチネタ。
今日のお題は「ももた、ねぃねぃねぃ4」。
前足でしきりにちゃいちゃいしてる続き。
しかも肝心の頭部らへんがボケっちもうとる。
スマソ。
このあと抱っこしてあげました
ちゃんちゃん。
閑話休題。
旅行2日目、午前11時。
小倉駅前の自動車整理場にと~ちゃ~く。
小倉駅の北側真ん前にある駐車場で、このあと向かうことになる「北九州市漫画ミュージアム」もちっさな道を1本間に挟んでるだけの近さ。
何かと都合のいい立地だ。
料金は40分毎200円。
安いわけじゃないが、とんでもなく高い訳でもないってぐらいかな。
旅読の駐車時、だいたい7割くらいの入りでほぼ好きなように停めることが出来た。
まずは小倉駅周囲の観光から開始。
小倉駅北側
駐車場から眺めたところ
小倉駅は政令指定都市でもある北九州市最大の駅。
JR九州全体でみても博多駅に次ぐ利用者数であるらしい。
在来線がホーム4面8線、新幹線ががホーム2面4線。
あと北九州モノレールも乗り入れている。
駅から発車していくモノレールもちゃんと見はしたんだが写真には撮れてないんで他人様からいただいた写真だけど一応載せときますね。
今しも小倉駅から出て行くモノレール
撮影:恵藤様感謝です
新幹線はすべてこの駅で停まるらしい。
ほとんどの改札口があり、物販店があって、駅としてにぎわうのは駅ビルの3階部分だ。
1階部分はほぼバスセンターになっていて、2階部分はほぼ各所への連絡通路となっている。
2階北側の駅ビルを出たところは駅前広場的にちょっとした憩いのスペースになっていて、花壇がありベンチがいくつか置いてあり。
若いあんちゃんねえちゃんたちが募金活動とかやっていて。
そこにいくつか松本零士キャラの像が飾られている。
3体だけなんで、とても敦賀市の松本零士ロードほどたっくさんではないんだが。
星野鉄郎(右)とメーテル
「銀河鉄道999」だな
宇宙海賊キャプテンハーロック
渋すぎるかっこよさ!!
このハーロックのようなのがたぶん松本零士さんの理想とする「カッコイイとはこういうことさ」なんだろう。
バリバリ陸軍のベテランパイロットだった(テストパイロットを任されるくらいの)松本さんの父親像が多分に投影されているという話だ。
で、ここには出てないけれども丸眼鏡で短足、ガニ股、情に厚い技術者トチローのようなのが「実際にはこうでありたい、こういうように生きていきたい」っていう現実の目標だったんじゃないかって思う。
福岡県久留米市生まれの松本零士さんは小3のときにこの小倉市(現北九州市)に転居し。
小倉南高校1年のときに漫画家としてデビューしている。
絵のうまい少年だったんだろうなぁ~。
ちなみに旅読が住んでる愛媛県ともちょっとはかかわりがあって。
母親の実家がある愛媛県大洲市に疎開してた時期があり。
このときに松山に空襲に行く米軍の戦闘機、爆撃機を目撃してたようだ。
旅読が好きな松本さんの漫画「戦場まんがシリーズ」などにこのときの体験なんかが生かされている(と信じたい)。
1階に降りる。
人通り少なく、ちょっと暗~く、あんまり目立たないところに銅像が建てられている。
こんなの。
無法松の像
今の人にはピンと来ないだろう
子どもの頃には「無法松の一生」の映画がたまにテレビ放送されてたと思うし、村田英雄さんの「無法松の一生」の歌を聞くこともあった。
まあ映画の方はさっぱり記憶には残ってないんだが。
「無法松の一生」の話はどういうのかと言うと。
ざっくり言って明治の頃、小倉に住んでいた「無法松」というあだ名の、けんかっ早いが情にも厚い松五郎という人力車夫の純愛物語だ。
どうやらモデルになった人がいたらしい。
銅像になってる祇園太鼓をたたく場面は、この話の中のハイライト。
…なんだがこの銅像、上半身部分がちょっとひ弱そうに見えてしまうのは旅読の気のせいかな。
何度もドラマ化映画化されているんだが、改めて見るとしたらば1958年東宝制作の三船敏郎主演のやつかなぁ。
一番「無法松」のキャラに近いような気がするんで。
…そのまま1階を東の方に回り、コンビニのところから小倉駅を南北にくぐっていく連絡通路に入って行く。
こ~んなところです
右は有料の駐輪場
松本零士キャラが描かれた
マンホールが市内にあるらしい
…でお目当ては通路の壁にばぁ~んと貼ってある、これ。
★北九州の魅力あふれる夜×北条司★
北九州市の企画らしい
なんでも北九州市は日本新三大夜景都市のひとつらしい。
あとの2つは札幌と長崎。
確かに札幌と長崎は有名だが、ここもそれと肩を並べるほどだったとは!!
ちなみに北条司さんは小倉市(現北九州市)生まれで。
高校卒業までこの北九州市で生活していたらしい。
漫画家デビューは九州産業大学(福岡市)のとき。
初掲載(『週刊少年ジャンプ』)の作品から既にすんごくきれいな絵だ。
多少女性がふっくらしてるかなぁ~と思うくらい。
絵がヘタな旅読などうらやましい限り。
「キャッツ♡アイ」と「シティーハンター」
皆さんご存知の代表作品
こうやって見ると
北条キャラは夜景に似合ってる
このコラボを考えた北九州市の職員の方。
なかなかにグッジョブなんじゃないか。
夜の町の風景と北条作品のキャラはすごくぴったりなマッチングだと思う。
ちなみに旅読は「シティーハンター」の方のファン。
全巻持ってます。
…なんだが、香よりも冴子の方が好きなんだよなぁ。
まあ香の方がメインのヒロインなんで、冴羽獠(さえばりょう)と冴子を並ばせたら獠が浮気したってことになってマズイよな。
じゃあそろそろ。
今回の旅全体のメインである「北九州市漫画ミュージアム」の方に向かって行くとしますか。
今日はここまで。
次回のうpは今回の続きです。